各科研修プログラム

基本領域のうち 基本・連携 両プログラムを研修可能な領域(2領域)

基本領域のうち連携プログラムを研修可能な領域(14領域)

2025年度 高松赤十字病院 新専門医制度(専攻医)内科・外科領域の対応について

内科当院は内科領域において基幹施設として専門研修プログラムの承認を受けました。

外科当院は外科領域において基幹施設として専門研修プログラムの承認を受けました。

所属当院は研修開始時、サブスペシャルティ領域が未定の場合も研修開始可能です。

  • 内科の専攻医は内科専門医研修センターに所属します。
  • 外科の専攻医は外科専門医研修センターに所属します。
  • 各診療科をローテート期間中は、ローテート診療科と内科、外科専門医研修センターの両方に所属します。
  • サブスペシャルティ領域が未定の場合は、各診療科をローテートしながら、自分の特性を考慮してサブスペシャルティ領域を決定させることが可能です。

専攻医の募集は日本専門医機構の応募スケジュールに則って開始いたしますので、日本専門医機構のホームページをご確認ください。

※応募できるプログラムは1つです。

研修プログラム応募の流れ

それぞれの募集において登録(応募)できる研修プログラムは1つに限ります。
複数プログラムへの重複登録(応募)はできませんので、ご注意ください。

  • 専攻医登録
  • プログラム選択
  • 一次登録(応募)
  • 面接
  • 合格
  • 不合格
  • 採用通知
  • 二次登録(応募)

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高松赤十字病院 新専門医制度研修プログラム連携施設一覧

当院の各診療科は下記基幹施設におけるプログラムの連携施設となっております。

基幹施設
京都大学 徳島大学 香川大学 岡山大学 愛媛大学 川崎医科大学 四国こどもとおとなの
医療センタ
回生病院 倉敷中央病院 岡山赤十字病院 大阪公立大学
医学部附属病院
近畿大学 京都桂病院
内科
小児科
外科
脳神経外科
整形外科
皮膚科
形成外科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
麻酔科
救急科
放射線科
リハビリ
病理診断科
精神科
臨床検査科
総合診療科

内科

目的

初期研修により、内科系および外科系すべての基礎的な知識や技能を修得した医師を対象として、3年間で内科系すべてをより深く研修する。研修修了時には(1)地域医療における内科領域の診察医(かかりつけ医)、(2)内科系救急医療の専門医、(3)病院での総合内科の専門医、(4)総合内科的視点を持ったサブスペシャリストの素養を有し、内科専門医を取得する。また希望者には平行してサブスペシャリティ内科研修も行う。

当科の特徴

内科常勤医43名、指導医28名おり、内科病床は176床。救急車搬入件数4,106件(病院全体)、内科症例の割合54.5%、救急車搬入での入院患者数は病院全体で2,045件、うち内科1,265件である。(2022年度実績)内科系診療科を網羅しており、専門医は消化器病学会6名、循環器学会11名、呼吸器学会4名、血液学会5名、内分泌学会1名、糖尿病学会2名、腎臓学会1名、肝臓学会2名、神経学会1名、リウマチ学会1名、がん薬物療法専門医1名、消化器内視鏡学会6名、JMECCディレクター1名である。このように当院では、内科の診療を初診・救急医療から、専門医療まで、幅広くかつ高度に行っている。また、病理解剖数は2019年度15件(内科12件)、2020年度14件(内科10件)、2021年度12件(内科9件)、2022年度18件(内科14件)であり、前述の目的を達成するための教育資源が豊富な病院である。

また、当内科では、診療科ごと、内科全体、病院全体で、カンファレンスを実施している。さらに、内科を専攻するために身に着けておいて欲しい救急処置を実践するためのJMECC講習会や超音波診療センターによる集中超音波研修期間も組み入れており、これらにより、前述の(1)~(4)の内科医を養成できることが特徴である。

プログラムの概要

平成30年度からは新専門医制度の内科領域の基幹施設としてプログラムを開始しています。

最初の2年間は、当院において特定の診療科を決めずに内科全般を研修(1~3ヶ月ごとに、血液内科、腎臓(膠原病)内科、内分泌代謝内科、消化器内科、循環器内科、脳神経内科、呼吸器内科、腫瘍内科のなかから希望する診療科をローテートするが、希望する診療科での長期間のローテーションも行える)、あるいは従来同様に特定の診療科に属して研修を行う。3年目の1年間は、連携施設で研修を行う。

週間予定

1〜3ヶ月ごとに診療科をローテートする。詳細は各診療科の項目参照。
随時:臨床病理検討会、各種研究会、JMECC

認定施設一覧

血液 日本血液学会 血液研修施設
日本輸血・細胞治療学会 指定施設
輸血機能評価認定制度(I&A制度)認証施設
日本骨髄バンク・日本造血・免疫細胞療法学会 非血縁者間骨髄採取認定施設
日本骨髄バンク 非血縁者間末梢血幹細胞採取認定施設
日本造血・免疫細胞療法学会 非血縁者間造血幹細胞移植認定診療科【カテゴリー:1】
腫瘍 日本臨床腫瘍学会 連携施設
日本東洋医学会 研修施設
がんゲノム医療 連携病院
腎臓 日本腎臓学会 研修施設
腎臓移植施設
日本リウマチ学会 教育施設
日本透析医学会 認定施設
日本高血圧学会 専門医認定施設
内分泌代謝 日本内分泌学会 認定教育施設
日本糖尿病学会 認定教育施設
日本甲状腺学会 認定専門医施設
消化器 日本消化器病学会 認定施設
日本消化器内視鏡学会 指導施設
日本肝臓学会 認定施設(関連施設)
日本胆道学会 指導施設
日本膵臓学会 指導施設
日本超音波医学会 超音波専門医研修施設
循環器 日本循環器学会 循環器専門医研修施設
経皮的僧帽弁接合不全修復システム実施施設
日本心血管インターベンション治療学会 研修施設
基幹施設
潜因性脳梗塞に対する卵円孔開存閉鎖術実施施設
日本不整脈心電学会 不整脈専門医研修施設
経カテーテル心筋焼灼術実施施設
経カテーテル的心臓弁治療関連学会協議会 経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設
経カテーテル的大動脈弁置換術専門施設
浅大腿動脈ステントグラフト実施基準管理委員会 浅大腿動脈ステントグラフト実施施設
補助人工心臓治療関連学会協議会 植込型補助人工心臓管理施設
IMPELLA 補助循環用ポンプカテーテル実施施設
神経内 日本神経学会 准教育施設
呼吸器 日本呼吸器学会 認定施設
日本呼吸器内視鏡学会 認定施設
日本緩和医療学会 研修施設
日本がん治療認定医機構 研修施設

指導医・専門医

※認定医・・・認、専門医・・・専、指導医・・・指

学会名 学会名
日本内科学会 30 24   日本ヘリコバクター学会 3    
日本血液学会   4 3 日本カプセル内視鏡学会      
日本造血細胞移植学会 2     日本がん治療認定医機構 5    
日本輸血・細胞治療学会 1     日本超音波医学会   3 2
日本臨床免疫学会       日本循環器学会   11  
日本プライマリ・ケア連合学会 3   3 日本心血管インターベンション治療学会 6 4  
日本腎臓学会   1 1 日本周術期経食道心エコー 1    
日本透析医学会       日本心エコー図学会 SHD心エコー      
日本移植学会       日本不整脈心電学会   1  
日本リウマチ学会   2 2 日本化学療法学会 1   1
日本内分泌学会   1 1 TAVR関連学会協議会     1
日本糖尿病学会   2 1 日本集中治療医学会   1  
日本消化器病学会   6 1 日本神経学会   1 1
日本臨床腫瘍学会   1 1 日本呼吸器学会   4 4
日本消化器内視鏡学会   6 2 日本呼吸器内視鏡学会(気管支鏡)   2 2
日本肝臓学会   2 1 日本結核非結核性抗酸菌症学会 2    
日本胆道学会     1 ICD制度協議会 3    
日本膵臓学会     1 日本緩和医療学会 1    

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血液内科

目的

初期研修を終えて内科系および外科系すべての基礎的な知識や技能を修得した医師を対象として、3年間で一般的な内科の知識のうえに、血液疾患患者を適切に診断・治療できる専門的知識や技術を身につけることを目的としています。3年間のなかで、内科専門医取得のための研修を行いつつ、血液内科専門医、造血細胞移植認定医取得に必要な研修を行います。また、血液疾患は化学療法が強力であるため副作用や合併症が多く、患者や家族と良好な人間関係を形成することも重要であり他職種と協力したチーム医療を行うことができる血液専門医を養成することが目的です。

当科の特徴

1997年より造血幹細胞移植を開始、2010年には骨髄移植推進財団(骨髄バンク)より骨髄採取・末梢血幹細胞採取施設として認定された。2016年よりクリーンエリアの個室無菌室16床を活用して、積極的に移植治療に取り組んでいる。2019年度の同種造血細胞移植件数は13件。県内では当院のみが日本造血・免疫細胞療法学会(日本骨髄移植学会が2021年4月より改名)認定移植施設カテゴリー1です。

血液専門医を取得するためには、3年以上日本血液学会が認定した研修施設において臨床血液学の研修をしており、申請時に継続して3年以上、日本血液学会の会員であることが必要です。このため、血液内科で後期研修が始まる際に、血液学会に入会していただくことにより研修修了時には速やかに血液学会専門医を取得できます。また、造血細胞移植認定医の受験資格は、「非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞移植認定施設において通算1年以上造血細胞移植に関する診療実績があり、必要な経験と学識技術を習得していること、骨髄採取実績が3例以上あること、同種造血細胞移植の診療実績が 5例以上あること」となっており、当院での研修期間に認定に必要な経験ができます。血液内科での研修期間に希望があれば、がん薬物療法専門医、感染症学会専門医取得に必要な研修も行うことができます。

学会活動も盛んであり、日本血液学会、造血細胞移植学会、アメリカ血液学会などでの発表や参加を推奨しています。

プログラムの概要

1年目:
各種血液疾患患者を上級医師(主治医)とともに受け持ち担当医となる。末梢血、骨髄、リンパ節標本の見方を学ぶ。骨髄穿刺、骨髄生検、中心静脈カテーテル挿入の技術を主治医とともに行って習得する。
2年目:
各種血液疾患患者を受け持ち主治医となる。処置を単独で行えるようになる。外来診察や他科からの診療依頼患者に単独で対応できる。
3年目:
引き続き2年目と同様の研修を行い、研究会や学会での症例報告をする。患者指導や家族との応対、職員教育を単独で行う。

週間予定

モーニングセミナー(7:45~) 部長回診(第2火のみ)
研鏡会(14:00~)
内科合同カンファレンス(17:30~) モーニングセミナー(7:45~)
症例検討会(16:30~)
部長回診
移植症例多職種検討会(病棟)(13:30~)
  • (年6回)香川県内科医会血液部会
  • (年2回)香川血液疾患チーム医療研究会
  • (年2回)四国SCTコンソーシアム

認定施設

  • 日本血液学会認定血液研修施設
  • 日本輸血・細胞治療学会認定医制度指定施設
  • 日本輸血・細胞治療学会輸血機能評価認定制度(I&A制度)認証施設
  • 日本骨髄バンク、日本造血・免疫細胞療法学会非血縁者間骨髄採取認定施設
  • 日本骨髄バンク非血縁者間末梢血幹細胞採取認定施設
  • 日本造血・免疫細胞療法学会非血縁者間造血幹細胞移植認定診療科(カテゴリー1)
  • 臍帯バンク認定移植施設
  • 日本臨床腫瘍学会認定連携施設

指導医

  • 日本血液学会認定指導医・専門医:大西 宏明、井出 眞、専門医:福本 哲也、大野 博文
  • 日本造血細胞移植学会認定医:大西 宏明、井出 眞、福本 哲也
  • 日本輸血・細胞治療学会認定医:井出 眞、福本 哲也
  • 日本臨床免疫学会認定医:井出 眞
  • 日本プライマリ・ケア連合学会指導医・認定医:福本 哲也

指導医・専門医

  • 大西 宏明(副院長・第一血液内科部長):日本血液学会指導医・専門医、日本造血細胞移植学会認定医、ICD認定医
  • 井出 眞(第二血液内科部長):日本血液学会指導医・専門医、日本造血細胞移植学会認定医、日本臨床免疫学会認定医、細胞治療認定管理師、日本輸血・細胞治療学会認定医
  • 福本 哲也:(第一血液内科副部長):日本血液学会専門医、日本造血細胞移植学会認定医、日本輸血・細胞治療学会認定医、日本プライマリ・ケア連合会指導医・認定医
  • 大野 博文(第一血液内科副部長):日本血液学会専門医

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腎臓内科

目的

3年間の後期研修を通して、一般的な内科の知識や技能、経験の習得に加え、腎臓内科医としての専門性を身につける。また、患者や家族と良好な関係が保て、看護職などコメディカルスタッフと協力してチーム医療を行うことができる医師を養成する。さらに、プレゼンテーションの能力を養い、機会があれば日本腎臓学会や日本透析医学会などで症例報告や研究発表することを目的とする。

当科の特徴

常時10床前後を管理しており、腎臓内科の診療としては原発性腎炎を始め各種腎炎、急性腎不全や慢性腎不全、電解質失調などの体液管理、本態性あるいは二次性高血圧などを対象としている。
特に腎炎の治療には力を入れており、病理部の協力の下、腎生検を積極的に行っており、定期的に臨床カンファレンスを行っている。

プログラムの概要

全期間を通じて、一般的な内科のみならず、専門的な診療や救急医療の研修もあわせて行う。適宜、初期研修医とも積極的に交流し、指導する。

1年目:
各種腎臓・高血圧疾患を上級医師とともに受け持つ。腎生検を上級医師とともに行う。
2年目:
各種内科疾患を主治医として受け持つ。外来診察や他科からの診察依頼に単独で対応できる。研究会や学会で症例報告をする。患者指導や職員教育も経験する。
3年目:
同上

認定施設

  • 日本腎臓学会研修施設・腎臓移植施設
  • 日本リウマチ学会教育施設
  • 日本透析医学会認定施設
  • 日本高血圧学会専門医認定施設

指導医・専門医

  • 横山 倫子(腎臓内科副部長):日本腎臓学会指導医・専門医、日本リウマチ学会指導医・専門医、日本内科学会総合内科専門医・認定医
  • 西岡 聡(腎臓内科副部長):日本腎臓学会指導医・専門医、日本透析医学会指導医・専門医、日本移植学会認定医、日本内科学会総合内科専門医・認定医

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内分泌・代謝内科

目的

臨床所見から、内分泌疾患を疑い、的確な診断と治療方針が決定できる内分泌専門医を育成する。
糖尿病性細小血管障害および動脈硬化症性疾患の発症、進展の防止に主眼をおき、健康な人と変わらない日常生活の維持、寿命の確保の手助けができる糖尿病専門医を育成する。

当科の特徴

2名の上級医により教育・指導を行う。脳下垂体や副腎における内分泌疾患全般の診断・治療を他科との連携のもと実践する。糖尿病教育入院プログラムに参加し、コメディカルスタッフと協力しチーム医療を実践できる。

プログラムの概要

内分泌専門医研修、および糖尿病専門医研修カリキュラムチェックリストを使用し、経験症例が不足するところがないように配慮する。

週間予定

週1回内科全体のカンファレンスおよび内分泌代謝内科カンファレンスに参加する。
主として入院患者の検査・診療を担当する。他科入院中の糖尿病患者の血糖コントロールを行う。

認定施設

  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本甲状腺学会認定専門医施設

指導医・専門医

  • 大山 知代(内分泌代謝科部長):日本内分泌学会指導医・専門医、日本糖尿病学会指導医・専門医
  • 石河 珠代(内分泌代謝科副部長):日本糖尿病学会専門医

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消化器内科

目的

3年間の後期研修の中で、消化器疾患患者を適切に診断・治療する知識と技術を習得する。特に消化器内科は、内科でありながら侵襲的な検査・治療を行う機会が多いので、患者・家族と上手に信頼関係を築き、スタッフと協調して、より安全で的確な診療行為を行うことができる医療者を養成することを目指す。

当科の特徴

香川県の中核病院の消化器内科であり、非常に豊富で多彩な症例の診療に対応している。
日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会認定指導施設、日本肝臓学会関連施設、日本超音波医学会専門医研修施設、日本胆道学会認定指導施設、日本膵臓学会認定指導施設である。

主な検査・治療の年間件数の概数

2020年
上部消化管内視鏡 5,648件 その内ESD:47件、EMR・ポリペク:9件、止血術:116件
大腸内視鏡 2,268件 その内EMR・ポリペク:703件、ESD:11件
小腸内視鏡 32件 その内カプセル内視鏡:17件、シングルバルーン内視鏡:15件
ERCP 247件 その内EST:200件、EPBD:36件、胆道ドレナージ:61件
超音波内視鏡 33件 その内EUS-FNA:7件
腹部エコー 8,162件 その内造影エコー:211件、肝生検:33件、RFA:19件
腹部血管造影 48件 その内肝動注・塞栓48件

プログラムの概要

【外来・入院】
消化器疾患の入院主治医として、患者の診察、全身管理、検査治療の計画と実施を上級医と協力して行う。また消化器内科外来を担当して消化器疾患を中心とした内科診療のノウハウを習得する。なお週1回消化器外科との合同カンファレンスを通じて、外科的治療の適応について具体的に学ぶことができ、また術前検査と手術結果(病理結果)の対比から病態についての理解を深めることができる。
【検査手技】
上級医の指導のもと、腹部エコー、上部消化管内視鏡検査の研修を開始し、その後大腸内視鏡、ERCP,腹部血管造影などを順次研修する。
【治療手技】
治療内視鏡や血管塞栓療法、ラジオ波療法および各種消化器癌の化学療法に実際に携わりながら研修していく。

週間予定

 
  モーニングセミナー(7:45~)     モーニングセミナー(7:45~)  
午前 上部内視鏡検査   アンギオ 腹部超音波検査 上部内視鏡検査
午後 外来 ERCP等 ESD等 RFA等 大腸内視鏡検査
病棟回診
  消化器病棟カンファレンス   内科全体のカンファレンス 消化器外科との合同カンファレンス 消化器画像カンファレンス

(※上記は一例。内視鏡・エコー・外来の担当日はスタッフ全体の中で割り振り)

認定施設

  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本肝臓学会関連施設
  • 日本超音波医学会超音波専門医研修施設
  • 日本胆道学会指導施設
  • 日本膵臓学会指導施設

指導医・専門医

  • 日本消化器病学会指導医2名・専門医6名
  • 日本消化器内視鏡学会指導医2名・専門医6名
  • 日本肝臓学会指導医1名、専門医2名
  • 日本胆道学会指導医1名
  • 日本膵臓学会指導医1名
  • 日本超音波医学会指導医1名・専門医2名
  • 日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医3名
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医1名

その他

現在所属する消化器内科専攻医の勤務状況等:サブスペシャルティ重点型3年目専攻医1名(京都大学プログラム)、1年目専攻医2名(当院プログラム)

豊富な症例と上級医の丁寧な指導に定評あり。チームとして働く仲間を募集しています!

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循環器内科

目的

内科全般の初期研修修了者を対象とし、数多くの循環器疾患の診断と治療を経験して、循環器疾患への専門的知識と治療手技を習得し、日本循環器学会認定循環器専門医の習得を目指す。また、当院ならではの研修として、地域の救急医療、赤十字病院としての災害医療の知識を深め総合内科医として知識や手技の育成にも努め、総合内科専門医の取得も目指している。積極的に学会発表を行い、論文作成を行える実力の養成を目指す。

当科の特徴

市街地の中央に位置しており、急性冠症候群を含めた救急疾患だけでなく、幅広い循環器疾患症例を研修することができる。心臓血管外科とハートチームを形成し連携してチーム医療を行うことを心掛けている。また多職種カンファレンスで心不全患者の全人的な管理を行っている。急性冠症候群のカテーテル治療は全員が習得し毎日の救急対応に努めているが、不整脈や末梢血管、ペースメーカー、弁膜症治療等の得意分野の習得を行い、より専門性を高めている。

プログラムの概要

救急患者や循環器科外来および入院患者の診療を通じて、循環器領域のあらゆる疾患に対し専門的な診断と治療が行える知識と技術の習得を目標とし、内科認定専門医、循環器科専門医の取得を目指す。

1年目:
循環器疾患の専門的検査の解釈と手技の習得
運動負荷試験・経胸壁心エコー・経食道エコー・負荷心筋シンチ等の施行と診断に加えて、右心カテや冠動脈造影・左室造影などの侵襲的検査の解釈と手技の習得に努める
2年目:
循環器疾患の診断を踏まえて治療の積み重ねを行う
虚血性心疾患、不整脈、弁膜症に対するカテーテル治療のサポートを行い学習する。
3年目:
専門的治療の習熟を目指す
虚血性心疾患や末梢血管治療、不整脈治療等のより専門的治療手技の実践を深める
内科認定専門医や循環器専門医資格習得の準備を行う

週間予定

外来と検査や病棟診療、心臓リハビリ、カテーテル治療を分担して行っている。

 
  モーニングセミナー(7:45~) 循環器カンファレンス・抄読会(8:00~) 循環器カンファレンス(8:20~) モーニングセミナー(7:45~) 循環器カンファレンス(8:20~)
午前 冠動脈造影、TAVIなど 心筋シンチ
冠動脈造影、PCI
心筋シンチ
アブレーション
冠動脈造影、PCI 冠動脈造影、PCI
午後 アブレーションなど 心不全カンファレンス
心臓リハビリ
心臓CT
心臓リハビリ 末梢血管治療 血管エコー
心臓リハビリカンファレンス
心臓CT
      内科医局会   心臓外科とのカンファレンス
TAVIカンファレンス

認定施設

  • 日本循環器学会循環器専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修施設、基幹施設
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設
  • 浅大腿動脈ステントグラフト実施施設
  • 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
  • 経カテーテル心筋冷凍焼灼実施施設
  • 潜因性脳梗塞に対する卵円孔開存閉鎖術実施施設

指導医・専門医

  • 日本内科学会総合内科専門医・認定医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会専門医・認定医
  • 日本不整脈心電学会専門医
  • 日本超音波学会専門医
  • 日本心エコー図学会SHD心エコー図認証医
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医
  • 日本周術期経食道心エコー認定医
  • 日本集中治療医学会専門医
  • ICD/CRT研修修了医

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神経内科

目的

高齢化社会の到来により、脳卒中、アルツハイマー病などの脳神経疾患患者の数は確実に増加を続けている。神経内科では一般内科医としての知識の充実をはかるとともに神経疾患全般の知識を習得し、脳神経疾患の検査・診断・治療が的確にできることを目指している。神経内科専門医から指導を受けながら、神経疾患の代表的な症例を経験し、脳神経疾患の患者に適切に対応できるようにしていく。また、回診やカンファレンスを通じて、受け持ち以外の患者に対しても幅広く経験することにより、臨床力の向上に努める。

当科の特徴

当科では神経難病疾患患者に対して訪問診療を必要に応じて行っている。平成2年以来、呼吸器不全を伴った10例のデュシャンヌ型筋ジストロフィー患者が当院を受診した。そのうち本人の同意が得られなかった1例を除く9例に人工呼吸器療法を導入した。現在、1例のデュシャンヌ型筋ジストロフィー患者に対して在宅人工呼吸器療法を行い、訪問診療をしてサポートしている。

プログラムの概要

1年目:
指導医・上級医による指導を受けながら、主治医として外来・入院診療の研鑽を積む。神経内科症例検討会を通じて神経内科の考え方や知識を学び、必要な診断方法や治療方針を習得していく。また、主治医ではなくとも、カンファレンスや総回診を通じて幅広い疾患に対する理解と経験を深める。検査業務については、指導の下に適切に施行出来るようにする。訪問診療にも参加する。救急外来では、神経内科救急に対する処置について研鑽を積む。外来では、退院後の患者の治療継続を行い、疾患の縦断像を把握出来るよう努める。指導医や上級医の指導の下、各種書類を適切に記載する。医療安全・医療倫理の講演会には積極的に出席する。
2年目:
引き続き、指導医・上級医による指導を受けながら、主治医として外来・入院診療の研鑽を積む。神経内科症例検討会を通じて神経内科の考え方や知識を深め、診断方法や治療方針を習熟していく。カンファレンスや総回診を通じて幅広い疾患に対する理解と経験をさらに深める。訪問診療に参加する。自身で担当した症例の中から、日本内科学会四国地方会ないし日本神経学会中国・四国地方会等への症例報告を演者として年1回行うように心がける。基本的な疾患では適宜指導医・上級医に相談しながら一人で診療可能なレベル到達を目指す。検査業務についても基本的な内容は一人で施行出来ることを目標とする。救急外来では、神経内科救急に対する経験を深める。積極的に外来業務を行い、疾患の幅広い知識を身につけるとともに、引き続き疾患の縦断像を把握出来るよう努める。指導医や上級医の指導の下、各種書類を適切に記載する。医療安全・医療倫理の講演会には積極的に出席する。
3年目:
主治医として外来・入院患者を受け持ちながら各種検査を行うとともに、臨床研修医の上級医としての指導も行う。訪問診療も積極的に行う。自身で担当した症例の中から、日本内科学会四国地方会ないし日本神経学会中国・四国地方会等への症例報告を演者として年1回行うように心がける。教育関連病院との連携を通じて在宅の状況を把握できるように努め、全人的な診療の中での神経内科診療の習得を目指す。神経学会の定めるミニマムリクアイアメントを適切に達成出来るよう、指導医と相談し、不足する研修内容は学会ハンズオンセミナー、各種学習会などを通じて習得出来るよう研鑽に励む。

週間予定

 
午前 外来 外来
認知症ケアカンファレンスおよびラウンド
神経内科カンファレンス
認知症ケアカンファレンスおよびラウンド
外来 病棟回診
午後 生理検査
病棟回診
総回診
症例検討会
生理検査
内科症例検討会
病棟回診
月に1回:訪問診療
病棟回診
 

認定施設

  • 日本神経学会専門医制度准教育施設

指導医・専門医

  • 峯 秀樹(第一神経内科部長):指導管理責任者、日本神経学会指導医・専門医、日本内科学会認定医
  • 荒木 みどり(第二神経内科部長):日本内科学会総合内科専門医・認定医、日本循環器学会専門医
  • 山本 遥平(第一神経内科医師):日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医・認定医

その他

認知症患者数は今後も増加が見込まれている。このような状況下、平成28年度診療報酬改定があり、認知症ケア加算が新設された。当院ではその施設基準を満たしており、認知症ケア加算1の申請をし、平成28年4月に認知症ケアチームを組織した。
また、当院では既に平成26年2月25日から院内デイケアを週2日行っている。
神経内科ではこれらの活動に大きく関与している。

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呼吸器内科

目的

3年間の研修期間を通して、一般的な内科の知識のうえに、さらに呼吸器診療に関する専門的知識や手技を身につける。患者や家族と良好な関係が保て、看護師など他職種と協力してチーム医療を行うことができる医師を養成する。研究会や学会などでの発表や論文作成を通して、臨床研究の能力を身につける。

当科の特徴

3名のスタッフで常時30床程度を担当している。
肺癌などの腫瘍性疾患、肺炎、肺結核、肺非結核性抗酸菌症などの呼吸器感染症、気管支喘息などのアレルギー疾患、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、COPD、慢性呼吸器不全、じん肺、サルコイドーシス、自然気胸など主要な呼吸器疾患が数多く経験できる。気管支鏡検査は年間200例程度実施している。
当院は救急患者を積極的に受け入れており、呼吸器疾患の急性期病態を経験できる。人工呼吸管理も救急科部と協力して行っている。
呼吸器外科や放射線科との合同カンファレンスを定期的に行っており、手術や放射線治療にスムーズに移行可能である。肺癌では緩和医療にも力をいれている。
在宅酸素療法患者を対象とした患者・家族の会(HOTの会)を年2回行っている。

プログラムの概要

全期間を通じて、当科の研修は日本呼吸器学会が定める専門研修カリキュラムを参考に実施される。
初期研修医と積極的に交流し、彼らに対して屋根瓦式の指導を行う。研究会や学会で症例報告を中心とした発表をする。余裕があれば、論文作成も経験する。

1年目:
各種呼吸器疾患を主治医として、指導医の緊密な指導のもとで担当する。気管支鏡などの検査や気胸、胸水のドレナージなどの処置を指導医とともに行う。呼吸器外来診療を指導医の緊密な指導のもとで行う。
2~3年目:
各種呼吸器患者を主治医として単独で担当する。気管支鏡検査や処置を単独で行えるようになる。呼吸器外来診療や他科からの診察依頼に単独で対応できる。患者指導や職員教育も経験する。

週間予定

モーニングセミナー
第1月曜:キャンサーボード
第2、4、5月曜:外科との合同カンファレンス
第3月曜:肺癌診断会
入院症例検討会 気管支鏡検査
内科医局会
抄読会
モーニングセミナー
第4木曜:呼吸器疾患談話会(院外)
気管支鏡検査(EBUSなど症例あれば)

認定施設

  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本臨床腫瘍学会連携施設
  • 日本緩和医療学会認定研修施設

指導医・専門医

  • 山本 晃義(副院長・第一呼吸器科部長):日本呼吸器学会指導医・専門医、日本呼吸器内視鏡学会指導医・専門医、日本結核非結核性抗酸菌症学会認定医、日本内科学会総合内科専門医・認定医
  • 六車 博昭(第二呼吸器科部長):日本呼吸器学会指導医・専門医、インフェクションコントロールドクター、日本がん治療認定医機構認定医、日本内科学会総合内科専門医・認定医
  • 林 章人(第一呼吸器科副部長):日本呼吸器学会指導医・専門医、日本緩和医療学会認定医、日本がん治療認定医機構認定医、日本内科学会総合内科専門医・認定医

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腫瘍内科

目的

本研修の主な目的は、がん患者の集学的治療および支持・緩和療法の習熟と、臨床腫瘍学的見地による診療および臨床技能の獲得を通して、“がんの総合内科医”とも言える腫瘍内科医の育成を目的としています。尚、本研修により日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医資格取得を修練医の目標にしています。

  • 臓器横断的ながんの総合内科的診療の習得
  • EBMに基づくがん薬物療法における標準治療の習得
  • 支持/緩和医療の習熟
  • がんゲノム医療の習熟
  • 漢方薬を応用したがん支持療法の習熟

当科の特徴

令和3年度に開設された新しい診療科です。がん治療は外科手術・放射線治療・内視鏡治療・IVRなどに薬物療法やがん免疫療法を含めた集学的治療です。がんの集学的治療では、治療技術や治療成績の向上のみならず、副作用の低減や低侵襲治療といったがん治療自体の質の向上も求められています。
当科の研修では、EBMに基づいたがんの薬物療法に関する標準治療の実施を習得して頂きます。また、がん薬物療法による副作用の管理ができることや、緩和ケアの知識と技量を身につけることも含みます。さらに、多診療科によるキャンサーボードを行い最適な治療を目指すほか、認定看護師や薬剤師、検査技師、栄養士など多職種によるチーム医療の実践を通して患者や日常診療の支援を学び、病状に応じてかかりつけ医療機関やMSWとの多施設連携についても地域医療の一環として参加します。
近年、新たに実施され始めた“がんゲノム医療”に基づく診療や治療も行っており、研修を通してがんゲノム医療についても実践・参加する機会があります。
どんなに良い治療も継続出来なければ効果が得られませんが、治療による副作用などを低減するための支持療法として、当科では漢方薬を応用した診療にも取り組んでおり、がん薬物療法に並行して実施される支持・緩和医療で和漢診療に基づく漢方薬の処方も経験できます(希望があれば、漢方診療のみの参加も可能です)。

研修の概要

希望や目標に応じて、柔軟に修練内容を検討しています。1~3年間を通して、原則、腫瘍内科の入院患者を担当医(主治医)として担当し、上級医師(責任医師)と共に診療を行います。

  • 1年目:主に病棟医(ホスピタリスト)として、入院患者の治療・処置・チーム医療を実践します。
  • 2年目以降から、外来コンサルトや外来化学療法に参加します。原則、予約の外来担当患者さんの治療を担当します。また、初期研修医などの教育・指導に参加します。学会発表・論文発表なども、上級医師の指導の下で積極的に参加します。
  • 3年目:上記同様の研修を行いながら専門医資格の取得準備を行います。また、希望に応じて個別に臨床試験や治験に参加し、自主臨床研究立案などの研究活動にも取り組みます。
  • また、診療科の体制にもよりますが、年間1~2か月間をめどに、臨床重視の時期、研究・座学重視の時期を設けて効率よく自己研鑽できるように配慮します。

オプションとして下記対応も柔軟に行っております

総合内科的な診療科の性格上、専門的技術や診療の習熟に関しては、専門診療科と連携した修練を個別に設定して対応します。
他科に在籍していても、興味のある症例があれば、1例からでも当科の担当医として当科の診療に随時参加可能です。
当科に在籍していても、興味のある症例や習得したい手技/処置がある場合、興味のある当該診療科の診療や治療に参加可能です。

→ 例)ほかの診療科をローテーションしているが、原発不明癌とがんゲノムプロファイル検査を行う症例のみ参加したい。→ 該当症例の入院があったときに連絡調整してその症例のみ当科の診療に参加する。
→ 例)腫瘍内科の修練医であるが、定期的に内視鏡検査の修練を行いたい。→ 消化器内科に協力をしてもらい、検査時間に内視鏡検査の修練に参加する。
→ 例)腫瘍内科の修練医であるが、呼吸器がんの診療習熟をしたい。 → 呼吸器内科に協力してもらい、肺がん診療習熟のため例えば3か月間呼吸器内科の診療にも参加する。

週間予定

毎朝回診し、病状の共有と治療方針の確認を行います。
毎夕回診し、必要事項の共有と夜間・休日対応の申し送りなどを行います。
*診療は主治医として治療の主体を担当しますが、原則複数主治医/担当医制・交代当番制による診療を行います。

  • 診療科カンファレンス:毎週火曜日午後
  • 多診療科キャンサーボード:毎月1回火曜日午後
  • 抄読会/勉強会:隔週金曜日午後
  • その他、消化器センター内科外科合同カンファレンス(毎週木曜午後)、呼吸器センター内科外科合同カンファレンス(第一月曜日午後)にも定期参加しています

認定施設・取得可能資格

  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医
  • 日本東洋医学会 漢方専門医・指導医

指導医・専門医

  • 西内 崇将(腫瘍内科部長):日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医、日本血液学会 血液専門医・指導医、日本東洋医学会 漢方専門医・指導医

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小児科

全体目標

成育医療を実践できる
子どもの誕生から、成長し次世代の子どもを持つまでをひとつのlife cycleと捉え、成育医療を実践できる。
子どもの総合診療を実践できる
子どもの身体と心の全体像を把握し、「疾患をみるだけではなく、患者とその家族をみる」全人的な医療を実践できる。
小児救急医療を実践できる
軽症から重症までのすべての病児を診て、重症度に従って適切に対応できる。
プライマリ・ケアと育児支援を実践できる
家族との信頼関係を築き、プライマリ・ケアを実践し、育児支援と育児不安の解決を図る。
健康支援を実践できる
乳幼児の成長発達を評価し、小児疾患の予防に関わる医学知識と技術をもとに健康支援を実践できる。
アドヴォカシーの姿勢を養う
子どもと家族の代弁者(アドヴォケート)として、問題の解決に当たることができる。
高次医療と病態研究を経験する
高次医療と病態研究の現場に参加してその実際を経験する。
医の倫理
患児の人格と人権を尊重し、プライバシーを守ることができる。生命の尊厳を大切にし、多様な意見に耳を傾けることができる。
医療の安全性への配慮
薬剤の確認、コメデイカルとの意志疎通、院内感染の抑制など、医療の安全性の確保に配慮できる。
患児・家族との好ましい信頼関係
永続的障害や慢性疾患を有する患児に真摯な態度で接し、家族を含めた心理的援助を行うことができる。
地域医療
小児保健医療に関する地域計画に積極的に参加し、他の医療技術者を教育できる。
社会資源の活用
医療法、児童福祉法、母子保健法、その他医療保険、公費負担制度を理解し活用できる。地域医師会、保健所、児童相談所、学校などと協力して、患児が日常生活を享受できるように指導できる。
国際的感覚
国際的視野で小児の健康を考えることができる。
自己研修
常に自己研鑽に努め、同僚・他人からの評価を受け入れる。
研究への貢献
自ら研究を行い、あるいは他の研究に協力する。
教育への貢献
他者に教えることを通じて自ら学ぶ。
医療経済
医療行為のcost-effectivenessを理解する。
Professionalism
小児科専門医として責任あるプロの自覚を持ち、己の限界を謙虚に知り、常に自省しながら向上をめざす。

全体目標の自己評価と指導医評価

研修者は研修の中間点(2年目)と研修終了時に、自己評価でA(良い)、B(やや良い)、C(やや不十分)、D(不十分)を記入してください。
また研修終了時に指導医(直接指導を受けた小児科専門医)から評価を受けてください。D評価とならないように努力してください。

全体目標 自己評価
2年目 研修終了時
成育医療 A  B  C  D A  B  C  D
総合診療 A  B  C  D A  B  C  D
小児救急 A  B  C  D A  B  C  D
プライマリ・ケア A  B  C  D A  B  C  D
健康支援 A  B  C  D A  B  C  D
アドヴォカシー A  B  C  D A  B  C  D
高次医療 A  B  C  D A  B  C  D
医の倫理 A  B  C  D A  B  C  D
医療の安全性 A  B  C  D A  B  C  D
信頼関係 A  B  C  D A  B  C  D
地域医療 A  B  C  D A  B  C  D
社会資源の活用 A  B  C  D A  B  C  D
国際的感覚 A  B  C  D A  B  C  D
自己研修 A  B  C  D A  B  C  D
研究への貢献 A  B  C  D A  B  C  D
教育への貢献 A  B  C  D A  B  C  D
医療経済 A  B  C  D A  B  C  D
Professionalism A  B  C  D A  B  C  D
指導医評価(終了時) A   B   C   D
指導医サイン  

週間予定

9:00~10:00
部長回診
17:20~18:20
病棟カンファレンス
  9:00~10:00
部長回診
10:00~11:00
NICU回診
13:00~13:30
抄読会
17:20~18:20
病棟カンファレンス

認定施設

  • 日本小児科学会専門医制度研修施設、研修支援施設
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度周産期専門医(新生児)の暫定認定施設(指定施設)

指導医・専門医

  • 日本小児科学会指導医3名・専門医7名
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医(新生児)1名・暫定代表指導医1名
  • NCPRインストラクター3名

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小児・消化器外科

目的

3年間の後期研修を通して、外科領域の一般的知識のうえに消化器外科の専門的知識や経験を身につける。技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となることを目的とする。また、論文作成や学会などでの発表を通して、学術能力を身につける。

当科の特徴

地域がん診療連携拠点病院として消化器領域の悪性腫瘍手術と2次救急指定病院として腹部緊急疾患に対する外科治療を診療の中心としている。これらに加えて、胆石、鼠径ヘルニアなどのcommon diseaseの手術を行っている。本院では消化器外科、小児外科に加えて呼吸器外科、乳腺外科、心臓血管外科の修練が可能です。修練期間内に必要症例数を経験し認定試験の受験資格を確保いたします。京都大学消化管外科、肝胆膵・移植外科、香川大学消化器外科、小児成育外科の関連病院です。

プログラムの概要

日本外科学会の専門医修練カリキュラムに沿って修練します。

難易度の低い手術の助手から入って次第に難易度の高い手術の執刃を経験していく。3年間を通して日本外科学会が掲げている一定レベルの手術を適切に実施する能力を修得していく。学会が求めている経験を必要とする手術手技は当院のみで経験できる。

週間予定

 
午前 手術   手術 消化器外科ビデオカンファレンス
消化器内科・外科合同カンファレンス
手術
午後 手術 手術(第2、第4週)
消化器外科カンファレンス
手術 手術

認定施設

  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設
  • 日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育制度認定施設

指導医・専門医

  • 日本外科学会指導医・専門医2名、専門医4名
  • 日本消化器外科学会指導医・専門医3名、専門医2名
  • 日本消化器外科学会(消化器がん外科治療)認定医5名
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)4名
  • 日本消化器内視鏡学会専門医1名
  • 日本消化器病学会専門医2名
  • 日本腹部救急医学会認定医1名
  • 日本小児外科学会専門医1名
  • 日本小児泌尿器科学会認定医1名
  • 日本がん治療認定医機構認定医1名

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胸部・乳腺外科

目的

呼吸器外科・乳腺外科・甲状腺外科の症例を経験することにより、各疾患の診断と治療(基本的手術手技、専門的手術手技、化学療法)を身につけ、各専門医取得を目的としています。

当科の特徴

高松赤十字病院 胸部・乳腺外科の2020年の手術数は呼吸器153(うち肺癌59)例、乳腺113(うち乳癌58)例、甲状腺94(うち甲状腺癌44)例、その他25例で徐々に増加しています。当科研修医はこの年間約400例の手術症例全てを経験することが可能で、充実した外科医生活ではないかと考えています。もちろん、呼吸器外科に専念したい、乳腺外科に専念したい、甲状腺外科に専念したいの希望も問題ありません。手術手技の指導は指導医が各研修医の習得状況により段階的に丁寧に行っていますので、最終的には胸腔鏡(ダヴィンチ)下肺切除術、乳腺切除(センチネルリンパ節生検)、甲状腺切除(内視鏡手術)を術者・助手として行うことが可能となります。学会発表、論文発表も全国学会、全国誌を中心に年4、5回行っており、研修医の先生方にも発表していただくようになっています。また、当科は各スタッフが複数の専門医、指導医を取得しており、呼吸器内視鏡専門医、マンモグラフィ読影認定医、乳腺超音波読影認定医、肺がんCT検診認定医なども取得可能です。

プログラムの概要

1年目:
各種疾患を上級医とともに受け持ち、術前、術中、術後の管理を行う。手術基本手技(切開、縫合、内視鏡、ドレナージ等)の指導を受け、習得する。Oncologyの指導を受ける。
2年目:
各種疾患を主治医として単独で受け持ち、術前、術中、術後の管理を行う。より高度な手術手技の指導を受け、習得する。外来診療や他科からの紹介に単独で対応できる。Oncologyの指導をする。
3年目:
2年目と同様の研修を行い、学会、研究会での発表を行う。初期研修医の指導を行う。

週間予定

 
午前 モーニングカンファレンス(8時15分より)
外来
手術
外来
手術(第1・3・5週)
外来
手術
外来
手術
外来
気管支鏡
手術(局所麻酔)
午後 外来
手術
呼吸器センター合同カンファレンス
※第1月曜:
Cancer board
※第3月曜:
香川肺がん診断会
術前カンファレンス
総回診
マンモトーム
手術
気管支鏡
外来 外来

認定施設

  • 日本外科学会専門医制度修練指定施設
  • 呼吸器外科専門医合同委員会専門研修基幹施設
  • 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
  • 日本乳癌学会認定施設
  • 乳房再建用エキスパンダー実施施設、乳房再建用インプラント実施施設
  • マンモグラフィ検診施設画像認定施設
  • 日本内分泌外科学会専門医制度認定施設
  • 日本甲状腺学会認定専門医施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 肺がんCT検診認定機構認定施設
  • 日本禁煙学会認定教育施設

指導医・専門医

評議員
日本呼吸器外科学会:三浦 一真、監﨑 孝一郎
指導医
日本外科学会:三浦 一真、監﨑 孝一郎
日本胸部外科学会:三浦 一真
日本呼吸器内視鏡学会:監﨑 孝一郎
日本乳癌学会:法村 尚子
専門医
日本外科学会:三浦 一真、監﨑 孝一郎、法村 尚子、澤田 徹、久保 尊子、藤本 啓介
日本呼吸器外科学会:三浦 一真、監﨑 孝一郎、澤田 徹、久保 尊子
日本呼吸器内視鏡学会:監﨑 孝一郎、澤田 徹
日本乳癌学会:法村 尚子
日本内分泌外科学会:法村 尚子
日本甲状腺学会:法村 尚子
日本透析医学会:久保 尊子
認定医
肺がんCT検診認定機構:三浦 一真、監﨑 孝一郎、澤田 徹、久保 尊子
マンモグラフィ読影:三浦 一真、監﨑 孝一郎、法村 尚子、澤田 徹、久保 尊子
乳がん検診超音波検査実施:法村 尚子、久保 尊子
日本がん治療認定医機構:監﨑孝一郎、法村 尚子、久保 尊子
日本消化器外科学会:三浦 一真
日本乳癌学会:法村 尚子、久保 尊子

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脳神経外科

目的

日本脳神経外科学会専門医を取得することを目的に、脳卒中、脳腫瘍、脊椎脊髄疾患、頭部外傷などの基本的知識、全身管理、手術アプローチ、手術手技を習得する。

当科の特徴

当院では、脳卒中全般の診療を当科が担当しており、最近の脳血管障害関連の入院患者数は約270名である。また、脳腫瘍、顔面けいれん、頭部外傷などの一般的脳疾患以外に、脊椎脊髄疾患の手術も行っており、脳から末梢神経までの研修を受けることができる。また、血管内治療件数が増加しており、同指導医、専門医から指導を受けることができる。

プログラムの概要

下記研修プログラムの中では、当科での研修期間は1~2年になる。脳卒中や頭部外傷の初期対応から開頭術、脊椎手術まで、臨床経験に応じた研修を受けることになる。

日本脳神経外科学会専門医認定制度においては、大学などの基幹施設研修プログラムに所属することが必須であり、当科は京都大学脳神経外科の関連施設であるとともに香川大学脳神経外科の連携施設である。そのため、当科での研修においては、京都大学、または、香川大学脳神経外科の研修プログラムに所属することが必要である。プログラムの詳細は下記をご参考ください。

週間予定

 
  モーニングセミナー(7:45~) 部長回診
症例カンファレンス
  モーニングセミナー(7:45~) 部長回診
症例カンファレンス
午前 病棟診察 手術または血管撮影 病棟診察 外来 病棟診察
午後 病棟診察
症例カンファレンス
手術または血管造影 リハビリ・脳卒中カンファレンス 病棟診察
血管造影
手術または血管造影

認定施設

  • 日本脳神経外科学会専門医認定制度連携施設・関連施設
  • 日本脳卒中学会専門医認定制度による研修教育病院
  • 日本脳卒中学会認定一次脳卒中センター(PSC)
  • 日本脳神経血管内治療学会専門医制度研修施設

指導医・専門医

  • 香川 昌弘(脳神経外科部長):日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会指導医・専門医、日本脊髄外科学会認定医
  • 新堂 敦(脳神経外科副部長):日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会指導医・専門医、日本脳神経血管内治療学会指導医・専門医、日本脳卒中の外科学会技術指導医、日本頭痛学会専門医、日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 武澤 正浩(脳神経外科副部長):日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医
  • 小川 智也(脳神経外科医師):日本脳神経外科学会専門医

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心臓血管外科

目的

1)診断、治療、2)心臓血管外科基本技術、3)術後管理を会得し、心臓血管外科医としての基礎を身につけることを目標とする。

当科の特徴

当心臓血管外科は2002年4月より診療を開始し、現在の年間症例数は開心術で110-150例、腹部大動脈以下の動脈手術40-50例で、胸部、腹部動脈瘤に対してはステントグラフト治療も心臓外科主体で行っている。また、TAVI(経カテーテル的AVR)導入の施設認定を取得し、2017年9月より実施している。

香川県下での手術件数は常にトップクラスであり、日本心臓血管外科専門医認定機構認定の基幹施設である。後期研修プログラムも専門医修練カリキュラムに沿って教育方針を立てている。毎朝、ICUでカンファレンスを行い、チームとして患者管理を行っている。当科はしっかりと確立した手技を確実に行うことを主に考えている。そのため、流行の最先端の治療に飛びつくことはない分、華やかさには欠けるところはあるかもしれないが、その分研修医にはより多くのチャンスが巡ってくる確率が高く、3年間で満足いく研修ができると考えている。具体的には以下のようなプログラム概要であるが、より習得の早い者にはさらなるステップアップも可能である。

さらに、学会発表や論文発表も積極的で、年間3-5回の学会発表を行っている。毎週1回、朝から英文論文の抄読会を行い、英文に親しむとともに国際的レベルの知識、当院での手術法の比較検討などを行っている。また、学会、論文指導をうけることできる。

なお当科スタッフは京都大学心臓血管外科グループに所属している。後期研修医については、当院採用となるので当面、大学医局所属の義務はない。ただし、以後のキャリアアップのためには入局が必要となるため、別途相談が必要である。

プログラムの概要

1年目:
静脈グラフト採取、開心術の第一助手、術後ICU管理、胸腔穿刺、心嚢穿刺、スワンガンツカテーテル挿入など
2年目:
開胸、閉胸操作、人工心肺確立手技をマスター、動脈グラフト採取、末梢血管手術の執刀
3年目:
腹部大動脈瘤手術の執刀、開心術一部の執刀など

週間予定

 
  モーニングセミナー(7:45~)     モーニングセミナー(7:45~)  
抄読会(8:15~) 心外カンファレンス(8:15~)
ICUカンファレンス(8:40~)
午前 外来
手術(9:30~)
回診(9:00~)
手術(9:30~)
外来 手術(9:30~) 外来
手術(第1・3週)
午後 手術 手術 外来 手術 外来
病棟カンファレンス(13:15~)
手術(第1・3週)
      心臓血管外科術前カンファレンス(16:30~)   循環器合同カンファレンス(17:00~)

認定施設

  • 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定基幹施設
  • 胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設
  • 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設

指導医・専門医

  • 榊原 裕(第一心臓血管外科部長):心臓血管外科修練指導医・専門医、日本外科学会専門医、ステントグラフト指導医
  • 中山 正吾(院長):日本外科学会外科専門医、三学会構成心臓血管外科専門医認定機構 心臓血管外科専門医・修練指導者、日本心臓病学会 心臓病上級臨床医(FJCC)、日本胸部外科学会認定指導医
  • 幾野 毅(第一心臓血管外科副部長):心臓血管外科専門医、日本外科学会専門医、日本循環器学会専門医
  • 西尾 博臣(第一心臓血管外科副部長):心臓血管外科専門医、日本外科学会専門医、日本脈管学会専門医、日本周術期経食道心エコー認定医、日本再生医療学会認定医、下肢静脈瘤血管内焼灼実施医、日本心臓リハビリテーション学会指導士

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整形外科

目的

整形外科疾患は四肢、体幹の広範囲に及ぶため、当院において全ての領域の診断・治療を習得することは困難であることを理解していただいた上で、後期研修3年間を通して、一般的な整形外科の知識および整形外科疾患を適切に診断・治療できる医師を養成する。その上で当院の得意分野とする脊椎外科、関節外科、手外科を中心に、専門的知識や技術を身につけることを目的とする。なお、当科は徳島大学整形外科の関連病院となっており、当科での後期研修によって整形外科専門医取得に必要な症例の大半を経験することができる予定ですが、不足部分は徳島大学整形外科へ入局のうえ、関連施設において研修していただくことになります。

当科の特徴

当科では脊椎外科手術において腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頸椎椎間板ヘルニアなどで脊椎内視鏡手術による低侵襲手術(MED)を平成11年から導入しており、全国でも有数の手術件数を誇っております。その他、高齢者の圧迫骨折後偽関節に対するバルーン椎体形成術、腰椎固定術などにも専用の器械を用いて低侵襲手術を行っていますが、側彎症や脊椎骨折、脊柱変形などに対する大きな脊柱矯正手術や脊椎固定術治療も行っており、脊椎外科の手術件数は年間400例近くに及びます。関節外科は主として高齢者の股関節・膝関節などの障害に対して、人工関節置換術、膝周囲や股関節の骨切り術、膝関節鏡視下手術などを行っております。また上肢や手のさまざまな疾患には、手外科専門医が対応しており、微小血管外科も行っております。

プログラムの概要

当科は「徳島大学整形外科専門研修プログラム」「回生病院整形外科専門研修プログラム」の連携施設となっております。
プログラムの詳細は下記をご参考ください。

1年目:
各種整形外科疾患患者を上級医師(主治医)とともに受け持ち担当医となる。 骨折などの外傷の診断、ギプス療法などの初期治療を主治医とともに行い習得する。脊髄造影、神経根造影などの各種検査、関節内注射、神経ブロック、腱鞘内注射などを理解し、安全に施行できる。
2年目:
患者を受け持ち、主治医となる。骨折の処置(鋼線牽引、整復法、ギプス固定)を単独で施行できる。新鮮外傷患者における基本的処置を理解し、安全に施行できる。各疾患の手術適応を判断し、麻酔法(伝達麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔)を理解の上、安全に施行できる。基本的手術手技が施行でき、患者や家族に手術内容、後療法について説明できる。
3年目:
引き続き2年目と同様の件数を行い、各種手術手技(脊椎外科、関節外科、骨折外科、手外科等)を理解し、施行できる。

週間予定

モーニングセミナー(7:45~)
カンファレンス(8:15~)
カンファレンス(8:15~) カンファレンス(8:00~)
リハビリカンファレンス(8:15~)
モーニングセミナー(7:45~)
カンファレンス(8:15~)
抄読会(7:45~)
カンファレンス(8:15~)
検査(脊髄造影等)
手術
手術 検査
手術
乳児検診(第1・3週)
手術 検査(脊髄造影等)
手術

認定施設

  • 日本整形外科学会研修指定病院
  • 日本手外科学会研修施設
  • 日本リウマチ学会教育施設
  • 日本リハビリテーション医学会研修施設
  • 日本脊椎脊髄病学会椎間板酵素注入療法実施可能施設

指導医・専門医

  • 日本整形外科学会専門医:三橋 雅、三代 卓哉、筒井 貴彦、玉置 俊輔
  • 日本整形外科学会(脊椎脊髄病医)認定医:三代 卓哉
  • 日本整形外科学会技術認定医(脊椎内視鏡下手術(2種・後方手技)):三代 卓哉
  • 日本整形外科学会運動器リハビリテーション認定医:筒井 貴彦
  • 日本脊椎脊髄病学会(脊椎脊髄外科)指導医:三代 卓哉
  • 日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄外科学会専門医:三代 卓哉
  • 日本リハビリテーション医学会指導医・専門医:三橋 雅、専門医:三代 卓哉
  • 日本リウマチ学会専門医:三橋 雅、三代 卓哉

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皮膚科

目的

皮膚科専門医を最低限の目標とした研修の場を提供します。さらに病態解明を目指した探究的皮膚科診療を実践することによって、サブスペシャリティへの展開やその基礎作りを次の目標としています。

当科の特徴

香川県内の医療機関と緊密な連携体制を構築し、言わば「皮膚科医療の最後の砦」としての機能をもった診療科です。地域の中核医療施設として、病診・病病連携の推進と強化を常に目標に据えています。年間2,000人以上の紹介患者と1日14人程度の入院患者、年間800件以上の手術件数を誇っており、中四国では大学病院を含めてもトップレベルの診療実績です。毎週定期的に入院・臨床・病理カンファレンスを実施しており、十分な症例数と手術数を背景に皮膚科専門医試験に向けて、特別な講義や実習を受けなくても十分な実力をつけることが可能です。そしてそれがイコール皮膚科医として一本立ちできるレベルでもあります。時間外の講演会や学会発表・論文報告も推奨しており、学会発表においてはその学術的レベルの高さが評価されています。

プログラムの概要

当科は「岡山大学皮膚科研修プログラム」の連携施設となっております。 プログラムの詳細は下記をご参考ください。

当科では学生実習・初期研修医のローテーションにおいても「参加型」の実習および研修を行っています。後期研修医は、外来・手術・入院治療すべてにおいてチーム医療の一員として主体的かつ実践的に研修していただきます。週間予定にもありますように、外来診療の担当医・執刀医としての手術参加・皮膚生検や真菌検査、アレルギーテストなど皮膚科検査の立案と実施・病理カンファレンスでのデモンストレーション・入院やスライドカンファレンスでのディスカッションを通じて、継続的に皮膚科医として必須の知識や技能を修得できます。加えて、定期・不定期に開催される学術講演会への参加や複数の学会での発表、英文を含めた論文報告を通じて、学術レベルの向上や探究的皮膚科学の一端にも触れることができます。当科では特に、①皮膚腫瘍・皮膚リンパ腫の診断治療 ②生物学的製剤を含めた乾癬およびアトピー性皮膚炎の治療 ③皮膚感染症 ④虚血肢の診断治療・フットケア ⑤その他、入院治療が必要な自己免疫性水疱症や熱傷・壊死性筋膜炎など重症度の高い皮膚疾患を得意分野としていますので、皮膚科専門医を目指す後期研修医には最適な研修の場を提供できます。

週間予定

 
  モーニングセミナー(7:45~)   スライドカンファレンス・回診(8:00~) モーニングセミナー(7:45~) スライドカンファレンス(7:40~)
午前 外来
病棟回診 外来
外来 外来 外来 外来
手術室での手術
午後 手術室での手術 病理カンファレンス(16:30~) 手術室での手術 病理カンファレンス(16:30~) 褥瘡回診

このほか、外来小手術室においては午前、午後を問わず外来小手術を行う。

認定施設

  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
  • 日本皮膚科学会認定生物学的製剤承認施設

指導医・専門医

  • 濱田 利久(皮膚科部長):日本皮膚科学会専門医
  • 眞部 恵子(皮膚科副部長):日本皮膚科学会専門医、日本皮膚科学会皮膚悪性腫瘍指導専門医

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泌尿器科・腎不全外科

目的

3年間の後期研修を通して、高度な泌尿器科専門知識と技術を習得した泌尿器科専門医を養成する。

当科の特徴

前立腺癌や腎臓癌、尿路上皮癌など泌尿器科癌の治療に加え、結石治療も積極的に行っている。近年、泌尿器科疾患の手術の多くは内視鏡手術が主流となっているが、当科でも腹腔鏡手術や尿路内視鏡手術の症例が多く、手術支援ロボット、ダヴィンチを香川県で最初に導入し、前立腺全摘だけでなく腎部分切除術もダヴィンチ手術で行っている。その他に腎不全外科として透析治療や腎臓移植も施行している。

当科での研修により日本泌尿器科学会の専門医だけでなく日本透析医学会の専門医取得を目指す。

また、国際学会の発表・参加も積極的に行うことによりモチベーションの向上へと繋げている。

プログラムの概要

当科は「徳島大学泌尿器科専門研修プログラム」の連携施設となっております。
プログラムの詳細は下記をご参考ください。

1年目:
一般的な泌尿器科疾患を上級医と共に担当医として受け持つ。一般的な泌尿器科疾患の知識や化学療法管理の習得を目指す。さらに膀胱鏡検査や下部尿路造影検査に加え、前立腺生検など泌尿器科独自の検査・処置の習得を目標とする。
2年目:
泌尿器診断および正しい治療選択ができるようになる。上級医指導のもと尿路内視鏡手術を執刀し、技術の習得を目指す。
3年目:
上級医指導のもと腹腔鏡手術の執刀に加え、難易度の高い開放手術の第一助手ができるようになる。また陰嚢水腫や精巣摘除術など難易度の低い開放手術の執刀ができるようになる。

週間予定

 
午前 手術 透析
尿路透視検査
手術 透析
尿路透視検査
手術 透析
午後 外来 病棟 手術 手術 手術  
    腎疾患抄読会(第1・2週17:00~)
尿路悪性腫瘍勉強会(第3・4週17:00~)
  外来フィルムカンファレンス・手術カンファレンス(17:30~)    

上記に加え、毎朝8時30分から症例カンファレンスを行っている。
また、週1回の術前カンファレンス、リサーチカンファレンスのほか、米国人講師による英会話レッスンを行っている。

認定施設

  • 日本泌尿器科学会認定専門医教育施設(拠点教育施設)
  • 日本透析医学会認定施設
  • 日本腎臓学会認定研修施設・腎臓移植施設

指導医・専門医

  • 日本泌尿器科学会指導医4名・専門医6名
  • 日本透析医学会指導医1名・専門医4名
  • 日本腎臓学会指導医1名・専門医1名
  • 泌尿器腹腔鏡技術認定医(日本泌尿器学会、日本泌尿器内視鏡学会)3名
  • 泌尿器ロボット支援手術プロクター(日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会)指導医2名
  • 日本移植学会、専門医・移植認定医制度委員会認定医1名

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産婦人科

目的

産科では、正常妊娠からハイリスク妊娠まで対応でき、婦人科では良性腫瘍、悪性腫瘍、更年期症状などの内分泌疾患に対応できることが目的です。

当科の特徴

当科は明治40(1907)年の日本赤十字社香川支部病院開設以来、110年にわたり地域医療を担っています。当科は地域周産期母子センターとしての機能を果たしており、小児科と密に連携し、切迫早産、早産をはじめとしたハイリスク妊娠、分娩にも対応しています。また、糖尿病、甲状腺疾患、循環器疾患などの内科疾患合併妊娠も内科と連携し診察しています。婦人科は、腫瘍領域では、当院は日本婦人科腫瘍学会専門医制度修練施設に認定されており、学会のガイドラインに沿った診療を行っています。不妊症においては、体外受精、腹腔鏡手術、泌尿器科との連携などにより、最適な医療を提供しています。

プログラムの概要

当院は「京都大学産婦人科研修プログラム」「倉敷中央病院産婦人科研修プログラム」「香川大学医学布附属病院専門研修産婦人科プログラム」の連携施設となっております。

1.生殖・内分泌
  • 血中ホルモン値:必要な項目のオーダー、結果の診断への応用
  • 体外受精診療への参加
  • 生殖外科手術(腹腔鏡検査、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)の施行
  • カウフマン療法、ホルムストローム療法の施行
  • 不育症の薬物療法(ホルモン療法、抗凝固療法)高プロラクチン血症の診断(症例により脳外科へのコンサルト)
  • 月経前症候群の治療
2.婦人科腫瘍

A)問診で以下の情報を的確に得る
1.全般的な医学的情報、2.婦人科的な情報、3.悪性腫瘍に関連した情報、4.婦人科悪性腫瘍に関連した情報

B)診察の実践
1.一般的理学的診察、2.婦人科的診察、3.婦人科悪性腫瘍評価のための診察

C)婦人科悪性腫瘍について進行期を診断

D)検査法を適切に選択し、正確に行う

E)婦人科腫瘍に対する化学療法

F)手術
1.腹式手術 a.附属器摘出術、b.単純子宮摘出術、c.子宮悪性腫瘍手術、d.子宮附属器悪性腫瘍手術
2.膣式手術 a.円錐切除、b.単純子宮全摘出術
3.腹腔鏡下手術 a.附属器摘出術、b.単純子宮摘出術、c.腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体癌)
4.術後合併症の管理(術後出血、肺塞栓症、腸閉塞、創傷合併症(感染、創離開))

G)以下の事項についてその原理を理解し、管理に応用する
1.医師の医療行為における患者、家族との関係に関する医学的倫理
2.緩和医療、3.ホスピス管理、4.死、およびその過程での対応、5.代替医療について

3.周産期

A)正常妊娠に照らして母児を評価し、適切な診断と保健指導を行う。
1.妊娠の診断、2.妊娠週数の診断、3.胎児の発育、成熟の評価、胎児スクリーニング

B)正常分娩の管理
1.産道、胎児、娩出力の評価、2.分娩経過の観察と評価、3.胎児娩出、会陰切開

C)正常産褥の管理、新生児の観察

D)異常妊娠・分娩・産褥の管理

E)産科手術
頸管拡張術(分娩誘発のため)、子宮内容除去術、頸管縫縮術、帝王切開術、吸引分娩術、胎盤用手剥離術

4.女性のヘルスケア
  • 年齢を考慮した避妊法の指導
  • ホルモン補充療法
  • 骨粗鬆症治療薬
  • 脂質異常症治療薬
  • 向精神薬
  • 漢方薬
  • 骨盤臓器脱の診断、治療
  • 性器感染症の診断、治療

認定施設

  • 日本産科婦人科学会専門制度専攻医指導施設(総合型)
  • 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度指定認定施設(母体・胎児領域)
  • 日本女性医学会専門医制度認定研修施設
  • 母体保護法指定医師の指定を受けるための研修機関
  • ART実施施設「体外受精・胚移植の臨床実施に関する登録」「顕微授精に関する登録」「ヒト胚および卵子の凍結保存と移植に関する登録」「医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存に関する登録」

指導医・専門医

  • 日本産科婦人科学会指導医・専門医:後藤 真樹、佐藤 幸保、専門医:原田 龍介、森 陽子、原田 由里子、山内綱大、原 裕子(非常勤)
  • 日本婦人科腫瘍学会指導医・専門医:後藤 真樹、専門医:佐藤 幸保
  • 日本周産期・新生児医学会(周産期専門医(母体・胎児))指導医・専門医:佐藤 幸保
  • 日本生殖医学会専門医:佐藤 幸保
  • 日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会(臨床遺伝専門医制度)専門医:佐藤 幸保
  • 日本臨床細胞学会細胞診専門医:後藤 真樹
  • 日本がん治療認定医機構認定医:後藤 真樹、佐藤 幸保
  • 香川県医師会 母体保護法第14条の規定による指定医師:後藤 真樹、佐藤 幸保、原田 龍介、森 陽子、原田 由里子

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眼科

目的

後期研修を通して眼科疾患に関する基本的知識を得る。基本的な検査法・処置法を身につけ眼科疾患の初期対応ができるようにすること。

当科の特徴

一般総合病院としては県内トップクラスの手術件数を行っている。手術用顕微鏡としてZeiss社のLUMERAT顕微鏡を、白内障・硝子体手術に使用する眼科汎用手術機械としてALCON社のコンステレーションを設置しており県内有数の手術設備を備えている。
又、当科にて3名の日本眼科学会専門医が在籍している。

プログラムの概要

当科は「京都大学大学院医学研究科眼科学専門研修プログラム」「香川大学眼科専門研修プログラム」の連携施設となっております。

1年目:
上級医師とともに受け持ち担当医になる。眼科の基本的な検査法を学び、一人で基本的な診断・治療が行えるようにする。手術助手に入る。
2年目:
外来診療を行えるようにする。白内障手術に取り組み一人で手術を行えるようになることを目指す。
3年目:
白内障手術を自力で出来るようになり、合併症にも対応出来るようにする。

週間予定

 
午前 外来 外来 外来 外来 外来
午後 レーザー 手術 検査・レーザー 未熟児外来 手術

認定施設

  • 日本眼科学会専門医制度研修施設

指導医・専門医

  • 齋藤 了一(眼科部長):日本眼科学会専門医
  • 齋藤 あゆみ(非常勤眼科医師):日本眼科学会専門医
  • 佐藤 志乃(非常勤眼科医師):日本眼科学会専門医

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耳鼻いんこう科

目的

4年間の後期研修を通して、日本耳鼻咽喉科学会認定専門医試験の受験資格を得る。

当科の特徴

4名のスタッフで、耳鼻咽喉科のほぼ全ての領域の診療を行っている。外来診療、入院診療、ともに力をいれているが、入院診療の比重が高い。計画手術は週に2日の枠内で行っているが、緊急手術や準緊急手術の割合が低くなく、手術総数は年間300件程度である。内訳は口蓋扁桃摘出術や、副鼻腔内視鏡手術を筆頭に中内耳手術から悪性腫瘍手術まで幅広く、特に音声外科、嚥下関連手術、耳下腺手術が多い特徴がある。また、内視鏡下嚥下機能検査を週に20件程度施行している。

プログラムの概要

当科は「愛媛大学耳鼻咽喉科専門研修プログラム」「香川大学耳鼻咽喉科専門研修プログラム」の連携施設となっております。

認定施設

  • 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医研修施設(咽頭系)

指導医・専門医

  • 森 敏裕(耳鼻咽喉科部長):日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医・指導医、日本気管食道科学会(咽喉系)専門医
  • 能田 淳平(耳鼻咽喉科副部長):日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医・指導医

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放射線科

目的

放射線科の研修は優れた放射線科医の育成を目的としています。
当科では学会認定指導医の指導の下、様々な画像診断(CT、MRI、SPECT、PET、US、透視検査、単純写真、血管造影)、画像下治療(Interventional Radiology)、放射線治療の手技や知識を学ぶことが可能です。
後期研修の目標は日本医学放射線学会認定専門医の取得ですが、その後も放射線診断専門医あるいは放射線治療専門医、日本インターベンショナル学会IVR専門医、日本核医学会核医学専門医、PET核医学認定医などの取得に向けて研修を行うことが可能です。

特徴

放射線科は、全身の画像診断、放射線治療を担当しており、また総合血管治療センターの一翼を担い、様々な領域の血管内治療や非血管系画像下治療を行っています。
2020年の検査件数はCT26,159件、MRI7,641件、核医学検査1,897件(SPECT/CT1,105件、PET/CT154件)、血管撮影は154件(放射線科担当)、画像下治療は403件、放射線治療は4,133件で、研修には十分な実績があります。
さらに、学会認定指導医は7名在籍し、診断、画像下治療、放射線治療の各領域において専門性の高い研修が可能です。

プログラムの概要

当科は徳島大学病院および香川大学医学部附属病院の放射線科専門研修プログラムの連携施設となっております。

週間予定

 
  モーニングセミナー(7:45~8:20)   症例検討会(12:00~13:00) モーニングセミナー(7:45~8:20)  
午前 画像読影 放射線治療 画像読影 画像読影 画像読影
午後 超音波検査 放射線治療 画像読影 画像下治療(IVR) 画像読影

放射線治療、画像下治療(IVR)は上記以外随時施行
画像読影は主としてCT、MRI、SPECT、PET、単純写真などの読影を行う
臨床病理検討会(CPC)、院内症例検討会、キャンサーボードにも参加

認定施設

  • 日本医学放射線学会認定放射線科専門医総合修練機関
  • 日本核医学学会専門医教育病院
  • 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医修練施設
  • 日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
  • マンモグラフィ検診施設画像認定施設
  • 日本医学放射線学会画像診断管理認証施設「MRI安全管理に関する事項」

指導医・専門医

  • 日本医学放射線学会研修指導者 7名
  • 日本医学放射線学会専門医(放射線診断)7名
  • 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)1名
  • 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医(IVR) 2名
  • 日本放射線腫瘍学会専門医(放射線治療)1名
  • 日本核医学会専門医 6名
  • 日本核医学会PET核医学認定医 4名
  • 日本超音波医学会総合指導医・専門医 1名
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 1名
  • マンモグラフィ読影認定医 3名

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麻酔科

目的

日本専門医機構による専門医取得を目指す。

プログラムの概要

当院は「香川大学」「京都大学」「徳島大学」「四国こどもとおとなの医療センター」の麻酔科専門研修プログラムの専門研修連携施設となっています。詳しくは麻酔科学会のホームページを参照ください。連携施設のため、当院での研修期間は2年以内となります。

週間予定

週5日手術室での麻酔業務を行います。夜間休日は宅直体制で基本的に二人宅直となります。
当直は一月に2~3回のICU当直となります。

認定施設

  • 日本麻酔科学会認定麻酔科認定病院(2年間で麻酔科標榜医の資格が取得できます。)

指導医・専門医

現在常勤科員は7名(うち、麻酔科専門医は7名)が在籍しており、人員構成は時期により異なります。

  • 日本専門医機構麻酔科専門医2名
  • 日本麻酔科学会指導医・専門医3名、専門医3名
  • 日本心臓血管麻酔学会専門医2名
  • 日本周術期経食道心エコー認定医3名

実績

2020年の麻酔科管理症例は3,203例です。手術内容は各診療科のページをご覧ください。

救急科

プログラムの概要

当院は「香川大学医学部附属病院 救急科専門研修プログラム」の連携施設となっております。
プログラムの詳細は下記をご参照ください。

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病理診断科

プログラムの概要

当院は「香川大学 病理専門研修プログラム」の連携施設となっております。
プログラムの詳細は下記をご参照ください。

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リハビリテーション科

プログラムの概要

当院は「徳島大学病院阿波徳島リハビリテーション科専門研修プログラム」の連携施設となっております。
プログラムの詳細は下記をご参照ください。

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形成外科

当科の特徴

当院は他科との連携がし易く、専攻医研修しやすい病院であると考えております。形成外科領域専門医になるために1.外傷、2.先天異常、3.腫瘍、4.瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド、5.難治性潰瘍、6.炎症・変性疾患、7.美容(手術)、8.その他、の症例経験が求められております。以下に内容を列挙します。

外傷:当院は二次救急病院で、広範囲熱傷はありません。10%程度までの熱傷は受け入れており、手術症例も豊富です。四肢外傷は高齢者の血種(皮膚粗鬆症)など、多いです。

先天異常:当院出生のベビー数が多く、小児科からの紹介は多いです。体表の小手術だけでなく、漏斗胸手術の手術症例が香川大学病院と連携して増える見込みです。

瘢痕拘縮、ケロイド:当院外科系各科の手術数は非常に多く、例えば甲状腺術後や腹腔鏡術後の傷跡などは、患者さんの訴えがあれば軽微なものも含めてご紹介頂いており、症例数は多いです。またペースメーカー後や胸部正中切開後の瘢痕も、症状に応じて手術や保存的療法をしております。

難治性潰瘍:虚血性潰瘍と糖尿病性潰瘍は症例が非常に多いです。循環器科やリハビリ科などとの連携が非常に重要な疾患ですが、当院程度の規模の施設が連携に適しており治療しやすいと言われております。

炎症・変性:膿皮症や毛巣洞は非常に多いです。

美容:美容手術は実施しておりません。またレーザーを使った美容医療も実施しておりません。

その他:眼瞼下垂症の手術症例は多いです。腋臭症はミラドライ等の普及とともに手術症例は減少しております。

プログラムの概要

当院は「香川大学 形成外科専門研修プログラム」の連携施設となっております。

指導医・専門医

  • 野網 淳(形成外科部長):日本形成外科学会領域指導医、日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医、日本形成外科学会専門医、日本創傷外科専門医

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