高松赤十字病院 内科専門研修プログラム(専攻医)
当院は内科領域において基幹施設として専門研修プログラムの承認を受けました。
高松赤十字病院 内科専門研修プログラムはこちら (1.4MB)
専攻医の募集は日本専門医機構の応募スケジュールに則って開始いたしますので、日本専門医機構のホームページをご確認ください。
日本専門医機構ホームページ【専攻医ページ】はこちら(https://jmsb.or.jp/senkoi/)
※応募できるプログラムは1つです。
研修プログラム応募の流れ
それぞれの募集において登録(応募)できる研修プログラムは1つに限ります。
複数プログラムへの重複登録(応募)はできませんので、ご注意ください。
- 専攻医登録
- プログラム選択
- 一次登録(応募)
- 面接
- 合格
- 不合格
- 採用通知
- 二次登録(応募)
当院のプログラムの特徴
- 専攻医1・2年目を基幹施設である当院で一貫して研修することにより、入院から退院まで可能な範囲で経時的に診断・治療の流れを包括する医療を実践でき、必要とされる70疾患群200症例の経験ができる。(主担当医として内科全般の疾患を主病名で200症例と病理解剖を経験するのは容易なことではありません)
- 専攻医3年目の連携施設での研修先を選択する際には同期専攻医と不公平が生じないよう配慮している。
- Subspecialty専門医のための研修を並行して行うことができる。
当院内科での専攻医サポート体制
- 内科全体で必要とされる70疾患群200症例の経験ができるよう専攻医をサポートする
- 各専攻医の希望を取り入れられるよう、プログラムの柔軟性を高くする
- 各診療科をローテート期間中もサブスペシャルティに必要な検査等に従事可能な体制を整える
- 新患外来・日当直および新患回しにおいて総合内科症例を経験させる
- 連携施設での研修期間(年次)はプログラム統括責任者と相談のうえ、変更可能とする(但し、研修施設での研修は1年以上とし、複数箇所での研修を選択する場合は、1箇所につき最低3か月であること)
当院の内科専攻医の所属
- 内科専門医研修センターに所属する。(サブスペシャルティが決定していない専攻医も研修可能)
- ローテート期間中は各診療科と内科専門医研修センターの両方に所属する。
連携施設
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高次機能・専門病院 | 京都大学医学部附属病院 | 高度な急性期医療、より専門的な内科診療、希少疾患を中心とした診療経験を研修し、臨床研究や基礎的研究などの学術活動の素養を身につけます。 |
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徳島大学病院 | ||
香川大学医学部附属病院 | ||
国立がん研究センター | ||
大阪公立大学医学部附属病院 | ||
地域基幹病院 | 倉敷中央病院 | 当院と異なる環境で、地域の第一線における中核的な医療機関の果たす役割を中心とした診療経験をより深く研修します。また、臨床研究や症例報告などの学術活動の素養を積み重ねます。 |
さぬき市民病院 | ||
坂出市立病院 | ||
京都桂病院 | ||
地域医療密着型病院 | 宇多津病院 | 地域に根ざした医療、地域包括ケア、在宅医療などを中心とした診療経験を研修します。2年間で充足しなかった領域があれば補完できるよう配慮します。 |
綾川町国民健康保険陶病院 | ||
国立病院機構高松医療センター | ||
小豆島中央病院 | ||
屋島総合病院 | ||
三豊市立西香川病院 | ||
三豊市立みとよ市民病院 |
ローテート予定表
3年間の専門研修で可能な限り、主担当医として「研修手帳(疾患群項目表)」に定められた70疾患群、200症例以上の経験を目標とし、少なくとも通算で56疾患群、160症例以上を経験することが可能です。
1.内科標準コース
基幹施設である高松赤十字病院での2年間は、下記8診療科を3ヶ月ずつローテーションします。2年間(専攻医2年修了時)で、「研修手帳(疾患群項目表)」に定められた70疾患群のうち、少なくとも通算で45疾患群、120症例以上を経験し、日本内科学会専攻医登録専攻医登録評価システム(J-OSLER)に登録できます。そして、専攻医2年修了時点で、指導医による形成的な指導を通じて、内科専門医ボードによる評価に合格できる29症例の病歴要約を作成できます。
内科標準コース
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
内科1 | 内科2 | 内科3 | 内科4 | |||||||||
5月から、内科新患外来・平日日中救急外来・当直・総合内科症例の主治医 | ||||||||||||
1年目にJMECCを受講 | ||||||||||||
2年目 | 基幹施設 | |||||||||||
内科5 | 内科6 | 内科7 | 内科8 | |||||||||
上記に加えてSubspecialty外来 | 内科専門医取得のための病歴提出 | |||||||||||
内科新患外来・平日日中救急外来・当直・総合内科症例の主治医 | ||||||||||||
3年目 | 連携施設(6ヶ月または3ヶ月ごと) |
※内科1-8:血液、腫瘍、腎臓、内分泌代謝、消化器、循環器、呼吸器、膠原病リウマチの各診療科(ローテート順は研修開始時に決定)
※総合内科症例は内科新患外来から入院となった患者を主治医として受け持つ
そのほかプログラム | 医療倫理・安全管理・感染防御に関する講習を年2回以上受講、CPC受講、 内科系の学術集会・講演会へ年2回以上参加、学会あるいは論文発表を2件以上 |
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2.サブスペシャルティ重点研修コース
基幹施設である高松赤十字病院での最初の2年間は、サブスペシャルティ以外の診療科を1.5ヶ月ずつ(希望に応じて期間の変更も可)とサブスペシャルティ診療科を1年間ローテーションします。2年間(専攻医2年修了時)で、「研修手帳(疾患群項目表)」に定められた70疾患群のうち、少なくとも通算で45疾患群、120症例以上を経験し、日本内科学会専攻医登録評価システム(J-OSLER)に登録できます。そして、専攻医2年修了時点で、指導医による形成的な指導を通じて、内科専門医ボードによる評価に合格できる29症例の病歴要約を作成できます。また、サブスペシャルティ専門医を取得するためにさらに2年間の専門研修が必要です。
サブスペシャルティ重点研修コース
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |||||||||||||
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||||||||||||||
内科1 | 内科2 | 内科3 | 内科4 | 内科5 | 内科6 | 内科7 | サブスペシャルティ専門研修 | |||||||||||||||||
5月から、内科新患外来・平日日中救急外来・当直・総合内科症例の主治医 | ||||||||||||||||||||||||
1年目にJMECCを受講 | ||||||||||||||||||||||||
2年目 | 基幹施設 | |||||||||||||||||||||||
サブスペシャルティ専門研修 サブスぺ以外の症例は他診療科の指導下に主担当医として経験 |
内科専門医取得のための病歴提出 | |||||||||||||||||||||||
内科新患外来・平日日中救急外来・当直・総合内科症例の主治医 | ||||||||||||||||||||||||
3年目 | 連携施設(6ヶ月または3ヶ月ごと) |
※内科1-7:血液、腫瘍、腎臓、内分泌代謝、消化器、循環器、呼吸器、膠原病リウマチのうちサブスペシャルティ研修以外の各診療科(ローテート順は研修開始時に決定)
※総合内科症例は内科新患外来から入院となった患者を主治医として受け持つ
そのほかプログラム | 医療倫理・安全管理・感染防御に関する講習を年2回以上受講、CPC受講、 内科系の学術集会・講演会へ年2回以上参加、学会あるいは論文発表を2件以上 |
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処遇
- 当院での研修中(専攻医1・2年目)は高松赤十字病院専攻医(常勤嘱託職員)として採用されるため、様々な福利厚生制度が制定されております。
- 連携施設での身分については現在調整中です。
- 処遇についてはこちら
その他
※研修に関する見学の希望は随時受け付けておりますので「病院見学・資料請求お申込み」フォームよりお申込みください。
※お問い合わせは下記までご連絡ください。
内科専門研修プログラムのお問い合わせ先
プログラム統括責任者:大西 宏明
医療業務推進課 専門研修担当(事務):樽茶 明子
e-mail:ishishien@takamatsu.jrc.or.jp
〒760-0017 香川県高松市番町4丁目1番3号
TEL 087-831-8135(直通) FAX 087-834-7809