日本赤十字社 高松赤十字病院

形成外科

基本情報

スタッフ紹介

スタッフ名 専門分野 認定医・専門医等

野網 淳

形成外科部長 野網 淳
形成外科一般 日本形成外科学会専門医
日本創傷外科専門医
日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
日本形成外科学会領域指導医

非常勤医師 細川 敦司

概要

当院の形成外科診療は非常勤体制でスタートし、2020年4月より1名の常勤(+非常勤1名)体制となりました。
傷や変形をきれいに治すことを主な目的とし、顔や手足など身体表面のケガやきずあと、やけど、腫瘍、先天異常、皮膚潰瘍、がんの切除・再建、乳房再建、眼瞼下垂症などについて治療を行います。

特色

当科外来は皮膚科と併設し、共同で治療する皮膚良性・悪性腫瘍が多いです。ダーモスコピーによる詳細な診察や病理学的評価を複数の医師で実施でき、手術の判断がし易くなります。
虚血性皮膚潰瘍や糖尿病性壊疽は、当院循環器科・内分泌内科・透析(泌尿器科)・リハビリ科・皮膚科などと緊密に連携が必要です。「歩いて生活できる足の救済」を私たちはチームで実践しております。
当院は新生児の出生数が多く、副耳や折れ耳、多指症といった先天異常を診る機会が多くあります。症例により、手術、矯正などの治療を選択します。
成人(局麻)の眼瞼下垂症や眼瞼内反症、小児(全麻)の眼瞼下垂症や睫毛内反症も対応できます。

地域の先生方へ

当科では、ご紹介から早期の治療を目指しております。しかし紹介日の手術は出来ないことが多いので、ご了承ください。外傷などの緊急症例はお電話をください。
眼瞼疾患の症例は、視力・表層角膜炎の有無などを紹介状にご記載頂ければ、対応し易くなります。可能であれば、ご協力をお願いします。
皮膚に使用するレーザー(色素レーザーやYAGレーザー)は設備がありません。適応と判断した場合は、所有する近医に紹介しております。また自費となる診療も現在は出来ないため、可能な近医に紹介しております。「きずあと(瘢痕)」など、手術なのかレーザーなのか、保健診療なのか自費診療なのか、判断に迷うような症例は紹介頂けましたら、当科で判断します。

診療実績(手術室で実施した件数)

2022年度

疾患大分類
手技数
入院 外来
全身麻酔 腰麻・伝達麻酔 局所麻酔・その他 全身麻酔 腰麻・伝達麻酔 局所麻酔・その他
外傷 27 6 6 2 38 79
先天異常 5 3 8
腫瘍 22 2 1 10 141 176
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 1 3 4
難治性潰瘍 26 66 5 1 98
炎症・変性疾患 5 1 9 15
美容(手術)
その他 21 1 22
Extra レーザー治療

2023年度

疾患大分類
手技数
入院 外来
全身麻酔 腰麻・伝達麻酔 局所麻酔・その他 全身麻酔 腰麻・伝達麻酔 局所麻酔・その他
外傷 9 9 25 43
先天異常 5 6 11
腫瘍 21 10 7 165 203
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 1 9 10
難治性潰瘍 5 30 7 42
炎症・変性疾患 4 1 4 9
美容(手術)
その他 10 30 3 43
Extra レーザー治療