日本赤十字社 高松赤十字病院

内分泌代謝内科

基本情報

スタッフ紹介

スタッフ名 専門分野 認定医・専門医等

大山 知代

内分泌代謝科部長 大山 知代
内分泌・代謝
糖尿病
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・研修指導医
日本甲状腺学会専門医

石河 珠代

内分泌代謝科副部長 石河 珠代
糖尿病 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医
日本循環器学会専門医

山本 侑香

修練医 山本 侑香
内分泌代謝内科

笠木 寛治

非常勤医師 笠木 寛治
甲状腺 日本医師会認定産業医
日本人間ドック学会認定医
日本甲状腺学会専門医

村尾 孝児

非常勤医師 村尾 孝児
内分泌(甲状腺、副腎、下垂体)
代謝(糖尿病、脂質異常症)
日本内科学会認定内科医・研修指導医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医

学会認定施設

  • 日本内科学会認定医制度における教育病院
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本甲状腺学会認定専門医施設

概要

内分泌代謝科は、甲状腺、下垂体、副腎などのホルモン異常を呈する疾患と、糖尿病に代表される代謝性疾患を中心に診察しています。

1)内分泌疾患

甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患など、内分泌疾患の精査、治療を広く、積極的に行っています。診断の過程では、各種ホルモン負荷試験、エコー、CT、シンチグラフィーなどの画像検査、副腎静脈サンプリングを行なっています。
確定診断後は、射線科、脳神経外科、胸部乳腺外科、泌尿器科等各科と連携を取りながら、薬物治療、手術治療などの治療方針を決定しています。

2)糖尿病

糖尿病専門医とともに、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師とチームで糖尿病治療に取り組んでいます。動脈硬化症を含めた糖尿病合併症(神経障害、腎症、網膜症)の発症予防と進展阻止を目指し、個々の患者さんに適したオーダーメイド治療を目標としています。

1)外来診療

患者さんの病状を評価し、治療方針や薬剤選択を決定します。高血糖緊急症や血糖管理困難症例など、急性期、慢性期ともに対応させていただきます。また、看護師による生活指導、管理栄養士による栄養指導も積極的に行なっています。
治療方針が決定した患者さんの通常診療は、かかりつけ医の先生にお願いさせていただいております。当院には半年から1年に一回受診し、合併症評価や栄養指導、生活の振り返りなどを行い、かかりつけ医の先生と治療方針を検討させていただく、循環型地域連携を目指しています。
治療が必要な合併症に対しては、他科と連携をとりながら治療させていただいています。

2)糖尿病教室(教育入院)

糖尿病教室(教育入院)を毎月開催しています。「平日には仕事を休めない、何日も家を空けられない」とのご要望にお応えして、教育入院2泊3日(金土日)の短期集中ブログラムです。特に、初めて糖尿病と診断された患者さんが、疾患に対する理解を深める機会にご利用いただけると幸いです。

地域の先生方へ

当院では積極的に病診連携を進めています。現在3日間の糖尿病教育入院を月に一回実施しており、多くの患者さんに行動変容を起こすことに成功しています。また、糖尿病初期の教育指導が非常に重要と考え、外来での栄養指導も積極的に進めています。動脈硬化についての検査(CAVI、頸動脈エコー、血管エコー)は、当日に実施でき結果を送付することも可能です。日々の血糖、HbA1cの管理はもちろん重要ですが、1年あるいは数年に一度紹介していただければ患者さんの動脈硬化の状況を把握でき少しは治療方針にも役立つと考えます。遠慮なく地域医療室を通じてご紹介していただければ幸いです。