救急外来
救急外来では地域住民の方から信頼され、選ばれる医療・看護を目指して24時間体制で救急患者を受け入れています。令和3年度、病院屋上にヘリポートが新設され遠隔地や離島などからヘリ搬送で速やかに診察ができるようになりました。
これまで以上に早期に的確な診断・治療に繋げるよう専門医や他職種との連携に努め、チーム一丸となって安心・安全な医療提供に努めていきます。
また、私達、救急看護師はあらゆる場面において患者さんやご家族の想いに寄り添い、意思を尊重した治療をサポートできるよう勉強会やシミュレーション・症例検討を実施し看護の質向上に努めています。
血管撮影室
血管撮影室では24時間体制でカテーテル治療・検査に対応しています。日々進歩するカテーテル治療に対応し、安全で安心な医療を提供するため医師や看護師・コメディカルで定期的にカンファレンスや勉強会・シミュレーションを行っています。カテーテル治療は循環器科・脳外科・消化器内科・放射線科と多くの領域で行われており、緊急カテーテル治療においても速やかに治療が行われるように体制を整えています。
予定治療に対しては看護師による治療前後の患者訪問を実施しており、治療中の安心・安楽に繋げられるよう患者に寄り添った看護に努めています。
外来化学療法室
外来化学療法室は、自宅で生活を続けながら、抗がん剤治療を行う患者さんが利用しています。10のベッド、4つのリクライニングシートがあり、すべてにテレビを完備しています(テレビカードはご準備ください)。専用のトイレや個室の診察室もあり、患者さんがリラックスして治療できる環境を作っています。
治療の流れ
医師の診察を受けた後に外来化学療法室で治療を受けていただきます。
血管穿刺は看護師が行います。
治療中はテレビを見たり、雑誌を読んだりリラックスして過ごしてください。
飲食も自由にできますので、必要な方はご準備ください。
治療中はスタッフが常に近くにおりますので、ご安心ください。
ナースコールも各ベッドにあります。
スタッフより
新しい薬や治療法が開発され、外来で化学療法を受ける患者さんの数もますます増加しています。「どんな副作用が出るのか?」、「自宅で今までと同じ生活ができるのか?」患者さんは不安を多く抱えていると思います。
現在は支持療法(副作用を軽くする薬を使うこと)が進歩し、症状を我慢せずに通院しながらの治療を続けることができます。専門医、がん薬物療法認定薬剤師、がん化学療法看護認定看護師が常駐し、患者さんが安全に、最善の治療を受けることができるように全力でサポートしていきます。
体調のこと、副作用のこと、治療について分からないこと、その他気になることなどどんなことでも気軽にスタッフに相談してください。
看護外来について
看護外来を開設し、患者さんの療養生活や妊婦さんへのサポートを行っています。
療養生活をサポート(看護師による外来)
通院中の患者さんの療養生活やご家族の方をサポートするために、いろいろな分野の資格を持った看護師などが、相談をお受けし生活に関してアドバイスをしたり、一緒に考えたりしています。
担当者 | 曜日 | 時間 | 場所 | 申し込み・お問い合わせ | |
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WOC相談室 (ストマケア、 床ずれ、 尿漏れなどに関して) |
皮膚・排泄ケア 認定看護師 |
月~金 | 9時 ~14時ごろ (予約制) |
WOC相談室 | WOC相談室 外科・泌尿器科外来 |
緩和ケア相談 | 緩和ケア 認定看護師 |
月~金 | 9時~16時(予約制) | 緩和ケア外来 | 各科外来 |
糖尿病看護外来 | 看護師 (糖尿病療養 指導士など) |
月~金 | 9時~16時 | 内科外来 | 内科外来 |
在宅酸素療法指導 | 看護師 (呼吸療法士など) |
月~金 | 9時~16時 | 外来看護相談室 | 内科外来 |
禁煙外来 | 医師 看護師 (呼吸療法士) |
木曜日 | 14時~16時30分 | 禁煙外来 (外科外来) |
外科外来 |
※禁煙外来は、医師の診察があります。(受付時間 8時~11時)
妊産婦さんやご家族へのサポート(助産師による外来)
妊婦さんやご家族の新しいスタートに向けての支援・サポートができるように全力で取り組んでいます。
担当者 | 曜日 | 時間 | 場所 | 申し込み・お問い合わせ | |
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助産外来 | 助産師 | 木曜日 | 14時~16時 (予約制) |
産婦人科外来 | 産婦人科外来 |
母乳外来 | 助産師 | 月~金 | 9時~12時 (予約制) |
産婦人科外来 | 産婦人科外来 |
マタニティクラス | 助産師 | 火~土 | 14時~16時 (予約制) |
北5階保健指導室 | 産婦人科外来 |
注意事項について
- ※助産外来・母乳外来の場所は、産婦人科外来(本館3階)です。
- ※各種外来、マタニティクラスは完全予約制ですので、事前に予約をしてください。祝祭日は実施しておりません。
(予約受付:月曜日から金曜日(祝祭日を除く)14時から17時に産婦人科外来へお電話ください) - ※各種外来やマタニティクラスは定員や都合により、御希望の日時に添えない場合もありますので、御了承ください。
手術室・中央材料室
手術室
手術室看護師は、手術を受ける患者さんの安全を守り、少しでも手術に対する不安の軽減ができるように日々取り組んでいます。予定手術だけでなく、緊急手術にも迅速に対応できるよう体制をとっており、年間約4700件の手術を行っています。
患者さんの手術に関する不安や疑問を傾聴し、少しでも安心して手術が受けられるよう麻酔科外来や病棟にて、手術前オリエンテーションを実施しています。手術前オリエンテーションでは、イラスト入りの説明用紙を使って分かりやすく説明することを心掛けており、その内容をもとにして手術前カンファレンスを行うことで、個別性のある看護を実践しています。そして、安楽な体位で手術が受けられるように、様々な除圧道具を使ったり、手術後の合併症を防ぐための保温など創意工夫を続けています。
また、手術室看護師として専門性を身に付けるために、手術室独自のラダー制度を活用し、新人看護師や勤務異動者のためにプリセプター制を取り入れています。手術室では、器械の名前や使用方法など覚えることがたくさんありますが、プリセプターや先輩看護師が一緒に手術を担当し、一人ひとりに合わせた指導をしています。
さらに、麻酔科医、外科医、臨床工学技士などの多職種と協力して、患者さんが安全で安心な手術医療や看護が受けられる手術室を目指しています。
中央材料室
中央材料室は、検査・治療・看護に必要な器具・器材・衛生材料を安全に効率的に供給する役割を担っています。手術室だけでなく、外来や病棟で使用した医療器材の洗浄から滅菌にいたる業務もすべて中央材料室で一括して行っています。
感染防止・品質保証・安定供給・経済性などを考慮しながら、非常時にも対応できるよう備蓄在庫も確保しています。また、短時間型判定生物学的インジゲーターによる判定も毎回実施し、万全なリコール対策をとることで、感染対策を徹底しています。
そして、最新の洗浄・滅菌に関する情報収集やマニュアル改訂を行い、高い品質の維持向上に努めています。