写真の中には撮影時、便宜上マスクを外しているケースもあります。ご了承ください。
ICU・HCU室
看護スタッフ45名と救急部の医師をはじめ様々な分野の医師や臨床工学技士、理学・作業療法士、薬剤師、臨床心理士等と協働し、質の高い医療・看護を提供できるように日々頑張っています。
重症患者や急変患者、大手術後の患者など超急性期にある患者のケアを行っており、身体面だけで無く、精神面でのケアを大切にし、意思決定支援や退院支援などにも力を注いでいます。
看護師のキャリアアップを推進しており、認定看護師や特定行為研修終了者、呼吸療法士・臨床輸血看護師、院内認定のIVナース・輸血ナース・トリアージナースなど様々な資格を有した看護師が勤務しています。看護部キャリア開発ラダーにおけるチャレンジはもとより部署でのラダーとしてICUラダーを作成し、看護師個々のレベルに応じてステップアップできるように取り組んでいます。
また、働き続けられる職場環境作りの一環として育児時短勤務者への勤務調整や業務調整を行い、研修にも参加できるよう取り組んでいます。緊急入院の多い部署ではありますが、スタッフ間でのコミュニケーションを円滑にし時間管理にも留意しノー残業デーなどを積極的に取得できるようにしています。
本6看護室
私たちの病棟は、消化器内科を中心とした混合病棟です。今年度から緩和ケア病床も開設され、急性期・慢性期・終末期など様々な患者さんが入院されています。多職種とのカンファレンスを積極的に行い、患者さんやご家族が不安や苦痛なく過ごすことができるよう心がけています。慢性呼吸器疾患看護・がん化学療法看護・緩和ケア認定看護師が在籍し、専門性の高い看護を提供しています。「患者・家族・スタッフに目配り・気配り・心配り」をモットーに温かい看護の提供を目指しています。
※現在閉鎖中です
本7看護室
私たちの病棟は、脳外科病棟です。
本7看護室は、脳神経外科・耳鼻咽喉科・皮膚科・眼科・歯科口腔外科などの患者さんが入院されています。日々、患者さんやご家族の方から“寄り添ってもらえている”と感じてもらえるよう、看護や介護を提供しています。脳卒中の患者さんは麻痺のある方が多く、リハビリに意欲的に取り組めるように、励ましねぎらっています。また、起き上がることのできない方にも、患者さんに合わせてベッド上で髪や手足を洗ったり、シャワー浴の介助を行い、爽快感が得られるよう援助しています。
脳神経外科では、脳卒中センターを開設しており、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療ソーシャルワーカー・介護福祉士などで協力して、退院に向けて支援しています。
本8看護室
私たちの病棟は、整形外科の主幹病棟です。
本8看護室は整形外科を主に担当しており、50床の病棟です。脊椎疾患、関節疾患、手の外科を中心とした急性期の看護を提供しています。
また、整形外科外来と一元化しており、人工関節置換術を受けられる患者さんに対し、入院前にオリエンテーションを実施し、手術後や退院後の生活をイメージしやすいように説明しています。
脊椎疾患に対しては、内視鏡を使用した低侵襲手術をはじめ、側彎症などの高度な手術も実施しており、私たちはその看護を実践しています。
入院時より患者さんやご家族からの希望を確認し、退院や転院後もその人らしく生活できるように、医師をはじめ、看護師、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカー他、地域の方々と連携しチームで取り組んでいます。
現在、骨粗鬆症マネージャーが7名在籍しており、患者さんの生活指導や地域の方々を対象とした講座などに取り組んでいます。
本9看護室
私たちは、患者さんに寄り添う看護を目指しています。
本9看護室は、消化器センター(消化器内科・消化器外科の混合病棟)として、主に消化器疾患(食道・胃・大腸などの消化管、肝臓・膵臓・胆嚢などの病気)を患った患者さんの看護をしています。内科的な検査や治療として、内視鏡下での検査や治療、化学療法、放射線療法など、外科的にはロボットや腹腔鏡下を主とした手術療法などに伴う急性期看護を専門としています。
それぞれの患者さんの病気療養に伴う苦痛に寄り添い、患者さんの回復と早期退院、よりその患者さんらしい健康的な生活を願い、患者さんを中心としたチーム医療を展開しています。医師、薬剤師、栄養士、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーとは随時カンファレンスを行い、多職種で連携をとっています。それぞれの患者さんの状態に応じて、がん専門看護師やWOC 皮膚排泄ケア認定看護師、緩和ケア認定看護師をはじめとする各種のスペシャリストや、院内のサポートチームとも連携しながらニーズに応じた専門的なケアの提供に努めています。
スタッフ一同、高度医療に対応した専門的でよりよい看護を提供できるように、研鑽を積みながら、共に働く仲間として互いを尊重し、育み成長し合えるように努めています。そして、いつも笑顔で、患者の皆様から信頼頂けるような看護をしたいと思っています。
本10看護室
私たちのモットーは、患者さんやご家族の方に、専門性の高い治療を安心して受けていただくことです。
本10看護室は、血液内科の主幹病棟として各種貧血・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候群などの疾患で治療をうける患者さんに看護を提供しています。
四国で最も多くの造血幹細胞移植を行っているため、病棟の半分が、HEPAフィルターを設置したクラス100の環境であるBCR16床を含むクリーンエリアとなっています。クリーンエリア内のディルームにはエアロバイクとウォーキングマシンを設置し、患者さんのADL低下予防に活用しています。治療には、血液内科医師や看護師だけではなく、薬剤師、理学療法士、歯科口腔外科医師、歯科衛生士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなどが連携・協力し、多職種で患者さん・家族を支えています。移植を受けて退院された患者さんには、「移植後フォローアップ外来」があり、本10看護室看護師が外来に出向き、家庭生活や社会での生活への支援も行っています。
また、私たちは化学療法や輸血療法に関する専門的な知識の習得に努め、患者さんや家族の方々に寄り添った看護の提供に努めています。専門的な看護の提供には様々なパンフレットやリーフレットを活用しています。これらのパンフレットやリーフレットは私達が独自で作成しています。実際に使用しての意見や感想により修正を加えながらよりよい物にしています。さらに、看護基準や看護手順、口腔ケアマニュアルに代表される各種マニュアル、標準看護計画を使用することで看護の標準化を図っています。また、当病棟で作成した造血幹細胞移植に関わる看護師のクリニカルラダーを使用し、看護師個々のレベルアップに努めています。
パンフレット類
「造血幹細胞移植を受けられる方へ」
「造血幹細胞移植を受けた方へ」
「自家末梢血幹細胞移植を受けられる方へ」
「造血幹細胞移植を受けられる方とご家族の方へ 〜ご面会の際のお願い〜」
「クリーンルームに入室される方へ」
「末梢血幹細胞採取を受けられる方へ」
BCR入り口付近
クリーンエリアは廊下を含めてクラス100の清潔環境であるため、自動ドアにより仕切られています。
BCRデイルーム
患者さんのリハビリのためエアロビバイク・ウオーキングマシンを設置しています。景色を見ながらのエクササイズは好評です。
北5看護室
私たちの病棟は、産科病棟です。
産科専門の病棟であり、分娩室3室(うち1室はLDR)を備えています。元気な赤ちゃんであれば出産のその日から母子同室で過ごしていただいています。母子同室の実施により、母と子の絆を深め、育児での不安や疑問を軽減できるようお手伝いしています。母乳栄養を推進しており、乳房の状態に応じたケアの提供ができるように努めています。
また、地域周産期母子医療センターとして年間約700件の分娩をお手伝いさせていただいており、正常からハイリスクまでの母子のケアを行っています。
【LDR】
分娩前から産後数時間まで、移動することなく過ごすことができるようになっています。畳のスペースも併設しており、リラックスして過ごしていただけます。1日あたり9,900円の個室料をいただくようになります。
【新生児預かり室・授乳サロン】
原則母子同室を実施していますが、母子の体調によって母子同室ができない場合に、赤ちゃんを一時的にお預かりしたり、授乳をしていただくお部屋です。
当院でお産をされるみなさまへ
妊娠中のお話
産後のお話
動画を視聴されて、何かご不明な点などがありましたら、妊娠中は妊婦健診の際、産後は病棟助産師にお尋ねください。患者さまから、個別にお話・ご相談を希望される場合は遠慮なくお声かけください。
北6看護室
北6看護室は、新生児フロアと小児のフロアがあります。新生児フロアにはNICU(新生児特定集中治療室)3床とその後方病床12床を設けています。小児フロアには入院診療科にかかわらず、0歳から15歳までの子どもが入院しています。
NICUは1500g未満で生まれた小さな赤ちゃんや呼吸状態の悪い赤ちゃん、けいれんを起こした赤ちゃんなどの入院フロアです。NICUは赤ちゃんを元気にするだけでなく、赤ちゃんとご家族の絆を深めていく場所でもあります。そのため、赤ちゃんの成長に合わせて環境を整え、ご両親の意向を伺いながら一緒にお世話をおこなっており、赤ちゃんとご両親がゆっくり過ごせるファミリールームもあります。
小児フロアは子どもたちがつらい入院生活を少しでも楽しく快適に過ごせるように援助しています。平日にはプレイルームに保育士がいて、遊びの援助や保育をおこなっています。看護師は保育士と供に病棟行事として、こどもの日、七夕、お月見会などの季節行事を開催しています。また、長期入院している子どもたちのための院内学級も併設されています。 入院中は、治療が中心におこなわれている中で、赤ちゃんや子どもたちの健やかな成長と発達を促すために療養環境を整えることが大切です。やさしくて安心できる環境づくりと信頼される医療/看護を提供できるようスタッフ一同頑張っています。
北7看護室
女性専用フロア
子宮筋腫や卵巣のう腫などの婦人科疾患や乳がんなど乳腺疾患の患者さんに対応する女性のみが入院できるフロアです。
北8看護室
心臓疾患領域の手術や検査・治療を受ける患者さんへの早期回復と社会復帰をめざした看護を提供しています。
北8看護室は、心臓血管外科手術や経皮的血管内治療・検査などを受ける患者さんが入院されるほか、心不全のような慢性疾患を抱えた患者さんも入院しています。急性期から回復期、維持期へと切れ間のない医療・看護の提供に努めています。
病棟には、慢性心不全看護認定看護師が配属されており、専門性に特化した患者指導やスタッフ教育を行っています。医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・医療ソーシャルワーカーと協働し、退院に向けて支援をしています。また退院後訪問も行っています。ひとりひとりの患者さんに寄り添った看護の提供が出来るよう頑張っています。
心臓リハビリテーション風景
心臓の手術を受けた患者さんや心筋梗塞や心不全の治療の一環として医師・理学療法士・看護師・薬剤師たちがチームでリハビリテーションのサポートをしています。
北9看護室(病棟・腎センター・泌尿器科外来)
北9看護室は、泌尿器科、腎不全外科、腎臓内科、内分泌代謝内科に関する主幹病棟です。
北9病棟・腎センター・泌尿器科外来の看護体制を一元化しており、外来から入院、退院後の外来通院まで、継続した看護が提供できるように取り組んでいます。
北9病棟
北9病棟は、年間1,000件を超える手術を受ける患者さんへの急性期看護と糖尿病・慢性腎臓病などの生活習慣病や透析(血液透析・腹膜透析)、腎臓移植の患者さんを支援する慢性期看護を行っています。また、糖尿病と慢性腎臓病の教育入院も行っています。
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーの多職種がチームとなり、患者さんやご家族の皆様が安心して退院できるように、ケアマネージャー、施設・訪問看護師、介護ヘルパーなど在宅医療を支援してくださるスタッフとの連携を行っています。
泌尿器科外来
泌尿器科・腎不全外科に関する患者さんの診察を行っています。外来から入院、退院後の外来通院へと継続した看護ができるように積極的に取り組んでいます。
膀胱鏡検査・膀胱機能検査などの検査介助や自己導尿などの看護指導も行っています。
腎センター
2018年に腎臓病総合医療センターを開設しました。腎センターでは、慢性腎臓病や透析(血液透析・腹膜透析)、腎臓移植の患者さんへの療養生活や自己管理指導を看護師と臨床工学技士が協働して支援しています。
慢性腎臓病や透析を導入した患者さんが、地域でその人らしく生活できるように、医療ソーシャルワーカーと連携し、ケアマネージャー、施設・訪問看護師、介護ヘルパーなど在宅医療を支援してくださるスタッフとの連携や専門的な指導も積極的に取り組んでいます。
また、慢性腎臓病患者さん対象の「CKD指導」や「腎臓病教室」、腹膜透析患者さん対象の「災害勉強会」を行っています。
糖尿病教室
糖尿病に関しては、2泊3日の教育入院があり、患者さんが自主的・継続的に自己管理が行えるようサポートしています。医師・薬剤師・栄養士・看護師(糖尿病認定看護師・日本糖尿病療養指導士)がチームで関わり外来と連携して行っています。
北10看護室
患者さんの「ありがとう」の一言に癒やされています。
北10看護室は、呼吸器内科・胸部乳腺外科を主幹とする呼吸器病棟です。
外科では、肺癌、甲状腺腫瘍で手術を受ける方、内科においては、肺炎・肺腫瘍で内科的治療を受けたり、COPD・肺気腫などでHOT指導を受けたりする方が療養されています。また、2020年4月より結核病床も稼働しています。
外科・内科共に医師も連携し、様々なステージにある患者さんの治療に専念しています。
また、看護師を中心に病棟薬剤師・MSWやST・PT・OTと共に定期的に多職種による定期的なカンフアレンスを開いてチーム医療として連携しています。
超高齢社会を迎え誤嚥性肺炎と診断される高齢者も多く、「誤嚥性肺炎看護プログラム」を病棟独自に立ち上げ、早期から積極的にチームとして関わり、患者家族が望む退院支援を推進しています。そのため、病棟では様々なテーマでの勉強会を積極的に開催し、安全で安心できる質の高い看護が提供できるように努めています。
患者会を開催しています
(HOT患者会)
呼吸器内科では、慢性呼吸器疾患看護認定看護師を中心に「HOT患者会」を2回/年開催しています。患者さんだけでなく看護師も活き活きとやりがいを感じる機会となっています。
救急病棟
多種多様な患者さんの受け入れを行っています
救急看護は、多種多様な疾患・外傷のあらゆるライフステージの患者さんとその家族を対象としています。緊急で入院された患者さんの少ない情報の中から、重症度・緊急度を判断し、急激な状態変化に即応した看護を提供しています。
後続病棟との連携を行います
夜間に入院された患者さんは、原則次の日に一般病棟に変わります。救急病棟での状態を患者さんやご家族から得た情報を基に、入院病棟への引き継ぎを行います。患者さんの情報がよりスムーズに伝えられるよう継続看護の充実に取り組んでいます。