ナースブログ

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こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日、香川県社会福祉総合センターにて看護部公開講座を開催しました。
平日午後の催しでありましたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。



今回は「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)をご存知ですか」をテーマにいたしました。

講演はまず、ACPに先駆的に取り組まれている当院前副院長で、
現在は医療法人社団啓友会久米川病院 吉澤潔 理事長・院長より、
ACPの基礎知識や意思決定支援の方法についてお話しいただきました。

次に、酒井智子 当院緩和ケア認定看護師より、ACPにおける看護職の役割や当院の取り組みについてご紹介しました。

そして、自宅で家族を看取った岡田諭子氏(当院元看護副部長)と、
訪問看護師として数多く終末期の患者さんに寄り添ってきた
株式会社なつめ 訪問看護ステーションなつめ 代表取締役 山西育子 氏より、
その経験談やACPの取り組み方の実際について教えて頂きました。






今後の医療情勢を踏まえると、病院・施設・在宅、この3施設が手を取り合って
患者さんやご家族のACPを手助けすることが重要だと思われます。
また、当事者の意志は変化しうるものなので、悔いのない旅立ちとなるように医療従事者は
繰り返し意思の確認をおこない、継続して支援をしなければならないことが学べました。
  
人生の最終段階の医療・ケアについて、その内容を自らが決める。
私たち医療従事者の関わり方はどうあるべきなのか。
自分らしく最期を迎えることとは一体何なのか。
残された家族の後悔は、どうすれば軽くなれるものなのか。

非常にセンシティブなことであり、簡単に答えが出るものではありません。
ですが、この公開講座をきっかけに自分や家族の人生の終末点について、まず考えてみる。
その第一歩となれば幸いです。




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日は私たちがレギュラー出演している、
西日本放送ラジオ おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送日でした。
今回は「みんなでインフルエンザ対策」と題し、看護部感染対策委員である助産師がお話ししてきました。
     
香川県内では今年、例年の流行期より2か月ほど早い9月末からインフルエンザの流行が認められています。
皆さん、ワクチンは既に打っていますか?本格的な流行が始まる前に、接種を済ませておきましょう。
ワクチンは接種後、2週間ほど後から効果があり約5か月間持続します。
打った直後が、効力が一番強いということではありません。また、妊婦さんもワクチン接種可能です。
そして、自身が感染したと思ったら受診し、抗インフルエンザウイルス薬が処方されたら速やかに服用して、
症状が軽減しても処方分をきっちりと飲み切りましょう。
なお、インフルエンザ脳症という合併症をおこすこともまれにあります。
意識障害や変な言動などが見られたら、速やかに再受診してください。
       
他にも、感染したら他の人にうつさないように心がけたいものです。
外出はせず、家の中でも息苦しさとかがなければマスクを着けて、ウイルスを広げないことも大切です。
タオルの共用なども控えましょう。
        
ですが一番は、インフルエンザにかからないこと!
そのためにも十分な睡眠や栄養をとり、自己免疫力をアップしてこの冬を健康に乗り過ごしましょう!




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
今回より、各病棟でどのような取り組みを行っているのか、シリーズで紹介していきます!
第1回目は南7看護室(小児科病棟)からのメッセージです!!!
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小児科病棟の面談室には、実習生に向けてポスターを貼っています。
そのポスターは、看護師になってどのように成長していくのかイメージしやすいように
写真やイラストを多く使って、まとめています。
この黒い汽車は『小児科病棟看護師ラダー』。先輩たちがどのようにステップアップしていくのかを表しています。
レベル1のあかちゃんまんからスタートして、レベル5のジャムおうさまでキャリアアップしていきます!
また、本院はプリセプター制をとっています。
ほかにも、1~3年目ナースの看護に対する想いや、プリセプターからの応援メッセージもポスターには載せています。
このように、小児科病棟ではみんなで一緒に成長していきます!




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
今日は先日に続き、今年度の認定看護師認定試験に合格し
田井さんから抱負が届いていますので、ご紹介します!
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はじめまして、新しく緩和ケア認定看護師になった田井陽子です。
緩和ケアは、がんと診断された早期から治療と並行して行われるケアです。
現在は病棟で勤務しているため、入院中の患者さんとの関わりが
多いですが、外来通院中の患者さんにも関わっていきたいと思っています。
身体的苦痛だけでなく、精神的な苦痛、社会的苦痛、スピリチュ
アルな苦痛の緩和を目的としています。
これらの苦痛の緩和に努め、その人の人生とも向き合いながら、
患者さんがその人らしく生活していくことを支えていけるよう関わっていきたいと思っています。
患者さんやその家族の思いに寄り添いながら、医師や薬剤師など多職種と連携していきたいと考えています。
何か困ったことがあれば、遠慮なくご相談ください。