【乳がんの自己検診、していますか?】
| 地域活動
こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
昨日は私たちがレギュラー出演している、
西日本放送ラジオ おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送日でした。
今回は「すぐできる!乳がん自己検診」をテーマに、乳がん看護認定看護師がお話ししてきました。
国立がん研究センターの統計によると、
乳がんは1年間で約11人に1人が診断される、いわゆる罹患率が高いがんです。
ですが、他の部位のがんに比べると死亡率は低く、また診断時から5年後までの生存率は比較的高くなっています。
しかし、進行して治療が遅れてしまうと状況は変わります。
そこで、自己検診により身体の変化をいち早く発見することが大事です。
その自己検診方法ですが、人差し指、中指、薬指の三本の指を使って、
わきの下、乳房、みぞおち、鎖骨のあたりなどを全体的に、少し力をこめて触ってみてください。
がんのしこりは硬く、肉まんやお餅の中に、梅干しの種や豆が入っているようなコリッとした感触です。
また、自己検診は毎月決まった頃に定期的に行うことが肝心です。
例えば、自分の誕生日など覚えやすい日にちで設定すると良いでしょう。
生理がある方は終わって1週間ほどの頃に行ってください。
乳がんは40歳代から60歳代にかかる人が多く、家庭や職場で重要な役割を担っている年代に重なります。
そのような忙しい中だとついつい自分の事は後回しにしがち…。
ですが、自分だけでなく周りの人達のためにも乳がん検診を受けて、
早期発見・早期治療に努めてほしいと願っています。