【看護部公開講座 ~チームで関わる心不全の取り組み~】
| 地域活動
こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日、香川県社会福祉総合センターにて看護部公開講座を開催しました。
平日午後の催しでありましたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
今回のテーマは「心不全のチーム医療」
現在、日本では爆発的に高齢者の心不全が増えており、心不全パンデミックとも言われています。
そこで当院では、心臓弁膜症の最先端治療であるTAVIや心臓リハビリテーションなど多職種がチームとなって、
質の高い循環器医療を提供しています。
そして公開講座では、循環器内科部長が心不全の治療とリハビリ、理学療法士が運動療法の方法、
慢性心不全看護認定看護師が生活療養上の注意点、退院支援看護師が自宅へ帰る際の
サポート体制についてお話ししました。
さらに講演終了後には個別相談会も設けました。
心不全は悪性かつ進行性の病気で、ますます発症者が増えると予測されていることから
地域全体で慢性心不全患者を支える体制づくりが必要と言われています。
当院はこれからもこのような講座を通して知識の普及を図り、また他の医療機関と連携して
皆さまが適切な医療を切れ目なく受けられるように取り組んでまいります。