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こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日は私たちがレギュラー出演している、
西日本放送ラジオ おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送日でした。
今回は「うどん大好き♡でも血圧大丈夫?」をテーマに、循環器・心臓血管外科病棟の看護師がお話ししてきました。
     
さて、高血圧。多くの方にとってかなり身近なワードだと思います。
学会ガイドラインでは、75歳以上の方は診察室での血圧測定値を140/90mmHg未満を目標としています。
また、血圧が上がる原因は塩分摂取量が大きく影響しているといわれています。
   
話は変わって…
香川県民はやはりうどん、大好きですよね!
お昼ごはんは毎食うどん、なんて方も中にはいらっしゃるかもしれません。
ですが、うどんに含まれている塩分の量ってどのくらいかご存知ですか?
現在、高血圧を予防する食塩摂取量は1日6gと言われています。
しかし、かけうどん1玉分の塩分は…なんと4.2g!
これだけで一日に望ましい塩分量の2/3を摂ることになってしまうんです!!
   
また、うどんの種類によっても塩分量は大きく変わります。
①おろし醤油うどん ②ぶっかけうどん ③わかめうどん
この3つのうち、塩分量が一番多いのはなんだと思いますか?
    
・・・・・・・・・正解は!③わかめうどん!!!
これも意外な答えではないでしょうか?
【塩分量】
①おろし醤油うどん…1.8g
②ぶっかけうどん…2.9g
③わかめうどん…6.1g 
このようになっており、わかめ自体に含まれる塩分の影響があると思われます。
また、おろし醤油うどんもたくさんお醤油をかけると、その分摂取する塩分も増えますので気を付けなければなりません。
   
なので、塩分を控えるためには選ぶうどんの種類を考え、また、例えばお出汁を飲むのは控える。
ほかに、お昼にうどんを食べた日には夕食を薄味にこころがけるなど、工夫が必要ですね!
常に減塩を心がけて、意識して!高血圧を予防して、いつまでも美味しくうどんライフを楽しんでいきましょう。



こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日、香川県社会福祉総合センターにて看護部公開講座を開催しました。
平日午後の催しでありましたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。



今回は「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)をご存知ですか」をテーマにいたしました。

講演はまず、ACPに先駆的に取り組まれている当院前副院長で、
現在は医療法人社団啓友会久米川病院 吉澤潔 理事長・院長より、
ACPの基礎知識や意思決定支援の方法についてお話しいただきました。

次に、酒井智子 当院緩和ケア認定看護師より、ACPにおける看護職の役割や当院の取り組みについてご紹介しました。

そして、自宅で家族を看取った岡田諭子氏(当院元看護副部長)と、
訪問看護師として数多く終末期の患者さんに寄り添ってきた
株式会社なつめ 訪問看護ステーションなつめ 代表取締役 山西育子 氏より、
その経験談やACPの取り組み方の実際について教えて頂きました。






今後の医療情勢を踏まえると、病院・施設・在宅、この3施設が手を取り合って
患者さんやご家族のACPを手助けすることが重要だと思われます。
また、当事者の意志は変化しうるものなので、悔いのない旅立ちとなるように医療従事者は
繰り返し意思の確認をおこない、継続して支援をしなければならないことが学べました。
  
人生の最終段階の医療・ケアについて、その内容を自らが決める。
私たち医療従事者の関わり方はどうあるべきなのか。
自分らしく最期を迎えることとは一体何なのか。
残された家族の後悔は、どうすれば軽くなれるものなのか。

非常にセンシティブなことであり、簡単に答えが出るものではありません。
ですが、この公開講座をきっかけに自分や家族の人生の終末点について、まず考えてみる。
その第一歩となれば幸いです。




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
先日は私たちがレギュラー出演している、
西日本放送ラジオ おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送がありました。
今回は「女性のための尿失禁予防」をテーマに、皮膚・排泄ケア看護認定看護師がお話ししてきました。
 
女性にとって尿モレは身近な悩みと言えるのではないでしょうか。
これは、妊娠・出産に伴って骨盤底筋が伸びてしまうことにより、引き起こってしまうことが多いからです。
他にも、肥満や加齢、閉経や便秘などの影響もあります。
また、骨盤底筋が緩むことで子宮やぼうこうが身体の外に飛び出してしまう
骨盤臓器脱といった症状が出ることもあります。
そこでラジオでは、その症状軽減に向けて期待が出来る「骨盤底筋運動」のやり方をお話しました。
ここで皆さんへもご紹介しますね!

(運動その1)
①肛門と膣をきゅーっと体の中に絞り込むように締めます。
②そのままの力で5つ数えます。息をとめないことがポイント。口でカウントするのがいいでしょう。
力が緩まないように持続してください。
③5つ数え終わったら完全に力を抜きます。
(運動その2)
肛門と膣を瞬時に「締める」「緩める」 これを10回繰り返します。

※(運動その1)と(運動その2)を1セットにつき10回ずつ、1日3回から始めてみましょう!
効果が出るまで1~3ヶ月はかかりますので、頑張って続けてみてくださいね。




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
昨日は私たちがレギュラー出演している、
西日本放送ラジオ おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送日でした。
今回は「すぐできる!乳がん自己検診」をテーマに、乳がん看護認定看護師がお話ししてきました。
     
国立がん研究センターの統計によると、
乳がんは1年間で約11人に1人が診断される、いわゆる罹患率が高いがんです。
ですが、他の部位のがんに比べると死亡率は低く、また診断時から5年後までの生存率は比較的高くなっています。
しかし、進行して治療が遅れてしまうと状況は変わります。
そこで、自己検診により身体の変化をいち早く発見することが大事です。
    
その自己検診方法ですが、人差し指、中指、薬指の三本の指を使って、
わきの下、乳房、みぞおち、鎖骨のあたりなどを全体的に、少し力をこめて触ってみてください。
がんのしこりは硬く、肉まんやお餅の中に、梅干しの種や豆が入っているようなコリッとした感触です。
また、自己検診は毎月決まった頃に定期的に行うことが肝心です。
例えば、自分の誕生日など覚えやすい日にちで設定すると良いでしょう。
生理がある方は終わって1週間ほどの頃に行ってください。
    
乳がんは40歳代から60歳代にかかる人が多く、家庭や職場で重要な役割を担っている年代に重なります。
そのような忙しい中だとついつい自分の事は後回しにしがち…。
ですが、自分だけでなく周りの人達のためにも乳がん検診を受けて、
早期発見・早期治療に努めてほしいと願っています。




こんにちは。高松赤十字病院Nsリクルートチームです。
4月17日に私たちがレギュラー出演している西日本放送ラジオ 
おはようハイタッチ!「さわやかナースステーション」の放送がありました。
今回は「大腸内視鏡検査を受けよう」と題し、消化器内科病棟の看護師がお話しました。
大腸内視鏡検査とは、肛門からカメラを挿入し大腸の中を見る検査です。
実は日本人女性のがん死亡原因1位は大腸がん。
ですが、大腸がんは早期発見だとほぼ治すことができる病気です。
その発見のために大切な検査が、大腸内視鏡検査。
大腸がんのリスクは40歳代以上から上昇しますので、
ぜひ機会を逃さずに検査を受けてください。
また、便潜血検査で陽性反応が出た方は、必ず大腸内視鏡検査を受けてくださいね!