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世界糖尿病デー関連イベントを初開催しました

予防と早期発見が大切。世界糖尿病デー関連イベントを初開催
「糖尿病早期発見。いつやるの??今でしょ!」


高松赤十字病院では世界糖尿病デーの11月14日に、患者さんやそのご家族、そして地域の皆さんに向けて糖尿病啓発イベントを初めて開催しました。
世界糖尿病デーとは2006年から国連が定めたもので、国連や空を表す青色と団結を表す輪を用いたブルーサークルがシンボルマークです。

■イベントの内容
①あなたの血糖値は大丈夫? 糖尿病チェックコーナー
②早く見つけて、早く治療を 糖尿病セミナー
③お困りごとはありませんか? 糖尿病相談コーナー
④院内レストランで1日限定 ヘルシーランチを販売
⑤簡易血糖測定器やフードモデルの展示          ほか


ブルーサークルのポーズで集合写真
チーム一丸で取り組んでいます

糖尿病看護認定看護師の横山知子さん
中心となってイベント開催を実現しました。


いろいろな世代のたくさんの方が来場しました。
多くの取材陣も!

簡易血糖測定器で採血の様子
「ほんのちょっと指先痛いですよ~」


「測定値は正常ですね」看護師から言われて一安心


糖尿病チェックコーナーは開始前から待っている方がいるほどの大盛況ぶり。チェック表を持って、血圧や血糖、体脂肪等を順に測定していくスタンプラリー方式を取り入れました。測定のつど、注意度によって色の異なるシールを貼り(正常は青、注意は黄、危険は赤)参加者が結果を一目で理解できるよう工夫をしました。また、糖尿病専門医である佐用 義孝 内分泌代謝科部長がセミナーを行い、予防や早期発見の重要性をわかりやすく伝えました。こちらもたくさんの方が参加し、セミナー後には「砂糖をとる量は1日どのくらいまでですか?」「健康のために栄養ドリンクをたくさん飲んでも大丈夫?」など、生活に密着した質問がありました。終了後、参加者からは「無料で申し込みも必要がなかったので気軽に参加がでた。今後も続けてほしい」や「注射が嫌いで血糖値を測ったことがなかった。しかし、簡易血糖測定器は痛みなく採血が出来て怖くなかった」などの感想が聞けました。
香川県は2011年、糖尿病受療率が全国ワースト2位であり対策が課題となっています。今後もこのような活動をとおして広く県民に周知していきます。