さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

くすりのはてな

災害への備え お薬手帳について


「お薬手帳」は、処方されたお薬の名前や飲む量、回数、飲み方、注意することなどを記録するための手帳です。いつ、どこで、何日分処方され、どれくらいの期間飲んでいるか、現在どんな治療をしているか、過去にどのようなお薬を飲んだことがあるかなど、お薬の情報を的確に伝えることができます。またアレルギー歴、副作用歴を記載しておくことで、あとで確認することが出来ます。

災害時、お薬手帳があれば、処方箋なしでもお薬をもらうことが出来ます。津波や停電などで医療機関や薬局のカルテ・薬歴が見られない場合や、避難所での診察にも役立ちます。

例えば、「降圧剤を飲んでいます」「糖尿病があります」などと伝えても治療薬は様々あります。その情報だけでは普段飲んだり、注射しているお薬の名前や量はわかりません。お薬手帳を見せることで、災害前と同じ治療を受けることができます。また全く同じお薬がなくても、代わりのお薬を処方してもらうこともできます。

●万が一に備え、お薬手帳を健康保険証と一緒にいつも持ち歩きましょう!
●防災バッグと一緒にお薬手帳や普段使っているお薬を必ず持ち出しましょう!
●防災バッグに数日分の常用薬を入れておくのも良いでしょう!


表紙

なんがでっきょんな

vol.72

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.72の表紙のひと

臨床検査技師

今回の表紙は臨床検査技師です。今年1年目と2年目のフレッシュな3人に登場してもらいました。検体検査室での撮影は少し緊張している様子でしたが徐々に慣れてきたようで最後はにっこり笑顔がでていました。普段は患者さんの血液検査や尿検査を担当しており、検査結果を正確かつ迅速に報告できるように日々頑張っていますと話してくれました。