細胞診検査は、体内の細胞を採取して顕微鏡で観察し、悪性細胞の有無などを調べる検査です。例えば、子宮頸がん検診では問診や視診とともに細胞診検査が行われます。子宮の入り口の細胞をブラシでとってガラスに塗りつけ、染色したものを顕微鏡で観察します。
正常の方でも様々な種類の細胞がみられますが、その中にがん細胞やがんの一歩手前(異形成)の細胞がいないかを観察して結果を報告します。がん細胞や異形成の細胞がみられた場合は要精密検査となり、更に詳細な検査が行われます。
子宮頸がんは若い世代での発症が増加しており、定期的な検診で早期段階での発見が重要です。しかし、日本の検診受診率は他の先進諸国と比較して低く、若い世代の受診率も低いことが課題です。
Columnvol.71の表紙のひと
令和6年度新人看護師
今回の表紙は令和6年春に入職した新人看護師38名です。平面駐車場で病院をバックに撮影しました。当日はよく晴れて暑い中でしたが、元気いっぱい笑顔での一枚になりました。慣れない日々の仕事にたくさんの研修と大忙しですが、前向きに取り組み一歩一歩成長する日々を過ごしています。院内で見かけたら、気軽に声をかけてください!