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なんがでっきょんな

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検査部コラム 子宮頸がん検診(細胞診検査)ってどんな


細胞診検査は、体内の細胞を採取して顕微鏡で観察し、悪性細胞の有無などを調べる検査です。例えば、子宮頸がん検診では問診や視診とともに細胞診検査が行われます。子宮の入り口の細胞をブラシでとってガラスに塗りつけ、染色したものを顕微鏡で観察します。
正常の方でも様々な種類の細胞がみられますが、その中にがん細胞やがんの一歩手前(異形成)の細胞がいないかを観察して結果を報告します。がん細胞や異形成の細胞がみられた場合は要精密検査となり、更に詳細な検査が行われます。
子宮頸がんは若い世代での発症が増加しており、定期的な検診で早期段階での発見が重要です。しかし、日本の検診受診率は他の先進諸国と比較して低く、若い世代の受診率も低いことが課題です。



表紙

なんがでっきょんな

vol.72

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.72の表紙のひと

臨床検査技師

今回の表紙は臨床検査技師です。今年1年目と2年目のフレッシュな3人に登場してもらいました。検体検査室での撮影は少し緊張している様子でしたが徐々に慣れてきたようで最後はにっこり笑顔がでていました。普段は患者さんの血液検査や尿検査を担当しており、検査結果を正確かつ迅速に報告できるように日々頑張っていますと話してくれました。