簡易睡眠時無呼吸検査は、睡眠時無呼吸症候群が疑われる患者さんに対して行われるスクリーニング検査です。寝ている間にどのくらいの頻度・時間で呼吸が低下・停止しているか、そのときの血中酸素飽和度(SpO2)がどの程度低下しているかを調べます。
睡眠時無呼吸症候群になると夜間の覚醒が多くなるので睡眠不足となり、日中の眠気、頭痛、倦怠感や集中力の低下など日常生活に影響を及ぼします。 また、無呼吸によって心臓に負担がかかるため、突然死のリスクとなります。
当院では携帯型の装置を貸し出して自宅で装着してもらい、一晩分のデータを採取・解析しています。 1時間あたりに何回無呼吸、低呼吸になっているかの指標である「AHI」が40以上で睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
こちらの検査をご希望の方は、当院の呼吸器科、耳鼻咽喉科、循環器科にご相談ください。