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日赤ヘルシー便り 05 “あぶら”とはさみは使いよう ~ 脂質編~


高松赤十字病院 管理栄養士の日赤ヘルシーです。今回は脂質編です。

あぶらは私達の健康にとって良いの?それとも悪いの?あぶらは摂りようなのです。例えば、あぶらは体の中でエネルギー源として利用される三大栄養素の一つですが、糖質やたんぱく質が1g=4kcalに対し、あぶらは1g=9kcalと2倍以上のエネルギー量です。
また、あぶらの働きは、エネルギー源だけでなく、体の構成成分となる他、ホルモンや生理活性物質の生成、脂溶性ビタミンの吸収促進など様々です。あぶらの種類も様々で、種類によって体内での代謝や働きが異なります。一方で私達が日々食べている食品の中には、種々のあぶらが混ざり合って含まれており、特定のあぶらだけを摂ることも、特定のあぶらを一切摂らないこともできません。したがって、食品にどのような種類のあぶらが多く含まれるのかを知り、自分の身体に合わせて上手に選択し、適量摂ることが大事です。
今回は、料理のエネルギー量が、素材に含まれるあぶらや、調理に使うあぶらの量で変化する例を紹介します。体重を減らしたいという方は控えめに、逆に食べる量が減ったけれど何とか体重を維持したいという方は、積極的に利用する事が鍵と言えます。あぶらの種類については、次回ご紹介致します。



表紙

なんがでっきょんな

vol.70

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.70の表紙のひと

1年目初期研修医

4月より新しく加わった10人の研修医です。今回の表紙は当院の目の前に広がる中央公園にて撮影しました。当日はよく晴れて、少し汗ばむ陽気でしたが若さあふれる元気いっぱいの一枚になりました。 まだまだ不慣れなこともあるとは思いますが、どうぞ温かい目で成長を見守ってください。