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検査部コラム 血圧脈波検査について紹介します 


血圧脈波検査は、血管の硬さ詰まりの程度をみる検査です

血圧脈波検査は、血管の硬さ・詰まりの程度をみる検査です。生理検査室で行います。
血管は加齢に伴い弾力性が失われ、コレステロールなどが溜まり、硬くなったり狭くなったりします。そのような状態を動脈硬化といいます。動脈硬化が進むと、脳梗塞や心筋梗塞などの命にかかわる病気の原因となることが知られています。また、動脈硬化はある程度進行してからでないと自覚症状は現れません。動脈硬化の程度の評価や血管障害の早期発見に、この血圧脈波検査が用いられます。また下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する検査としても使われます。

血圧脈波検査では、CAVIとABIの2つの数値が算出されます。

CAVIは、心臓から足首までの動脈の硬さの程度を表し、 9を超えると動脈硬化が進んでいる可能性があります。 ABIは、足の動脈の詰まりの程度を表し、 0.9を下回ると動脈が詰まり気味で血行が悪くなっている可能性があります。



表紙

なんがでっきょんな

vol.72

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.72の表紙のひと

臨床検査技師

今回の表紙は臨床検査技師です。今年1年目と2年目のフレッシュな3人に登場してもらいました。検体検査室での撮影は少し緊張している様子でしたが徐々に慣れてきたようで最後はにっこり笑顔がでていました。普段は患者さんの血液検査や尿検査を担当しており、検査結果を正確かつ迅速に報告できるように日々頑張っていますと話してくれました。