特定看護師 川田 由樹子
昨年度、特定看護師の研修過程を修了し、特定看護師となりました。区分は、「創傷管理関連」「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」です。私は、皮膚・排泄ケア認定看護師として約8年間創傷ケアに携わってきました。この研修過程を経たことで、特定行為で行う慢性創傷の壊死組織の除去や陰圧閉鎖療法に関しての技術だけでなく、創傷ケアの知識も一層深めることができました。
特定看護師は、医師の指示、手順書に従い特定行為を行うだけが役割とは考えていません。患者さんの一番近くにいる看護師だからこそ、患者さんの気持ちに寄り添い、小さな変化にも気づくことができるような関わりを持ちながら、介入したいと考えています。まだ特定看護師として十分活動できていないのが現状ですが、多職種連携を図りながら、積極的に特定行為に取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願いします。