地域の急性期医療を担う高松赤十字病院では、緊急度の高い脳卒中患者さんに対応しています。
患者さんが救急車で運び込まれてから退院するまで、脳卒中科を中心にさまざまな連携をとりながら治療に当たります。
1 患者さんが救急車で到着
まず救急科が対応し、脳卒中が疑われる症状があれば脳神経外科医にファーストコールが入ります。24時間体制のCT・MRI検査で患者さんの正確な症状や状態を把握しながら、脳神経外科医が診断に当たります。
夜間でも大丈夫?
自宅で待機している脳神経外科医にすぐ連絡が入ります。医師はタブレットに送られてきた検査結果を確認しつつ、電話で指示を出しながら30分以内に駆けつけますから、対応の水準は日中と変わりありません。
2 診断~治療
リハビリ~退院・転院
自己判断しないですく医療機関へ!
迅速な治療体制が整っているとはいえ、まずは「発症を予防する」のが一番大切です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈などの管理・治療に努めるとともに、たばこやアルコールの節制、バランスのいい食事、適度な運動で肥満の予防など、日常生活でできることから始めましょう。
脳卒中は、迅速かつ的確な検査と治療が必要な病気です。異常を感じた時に「でも救急車を呼ぶほどの症状では…」「安静にしていたらすぐおさまったし…」などと自己判断で放置すると、取り返しのつかないことになりかねません。できるだけ早く救急車を呼び、医療機関を受診してください。
判断に悩んだ時は、香川県の救急電話相談
#7899 087-812-1055
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