慢性呼吸疾患看護認定看護師 (左)西村あけみ(右)寒川晃弓
高松赤十字病院には、慢性呼吸器疾患看護認定看護師が2名います。
慢性呼吸器疾患は、あまり聞きなれない言葉ですが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎、喘息などといった病気をいいます。これらの病気をお持ちの方は、普段の生活の中で息苦しさを感じることがあります。患者さんやご家族の方が、病気と上手に付き合いながら、住み慣れた自宅で、少しでも安楽にその人らしい生活を送ることができるように支援していくことが、私たちの役割です。
また、「禁煙外来」では、タバコがやめられない「ニコチン依存症」の方の禁煙治療にむけて、医師と看護師によるサポートを積極的に行っています。たばこをやめたい方は、この機会に禁煙に向けて一緒にチャレンジしてみませんか。
【禁煙外来】
外来日:毎週木曜日14時~16時30分
(受付時間:12時~15時)
場所:本館2階 外科外来
乳がん看護認定看護師 小國紗織
近年では乳がんにかかる人は女性11人に1人、よく耳にするがんの一つです。乳がんの特徴は40~50歳代の女性で、社会や家庭でも大切な役割を担っている年代でかかりやすく、手術や薬物治療の後も5年、10年と長い期間で付き合っていく必要があります。
乳がん看護認定看護師は、乳がん患者さんや家族の不安や迷い、治療の副作用などを専門的知識を基にそれぞれの患者さんの生活や思いに寄り添った支援を行う看護師です。
主に北7病棟や木曜日午後の乳腺外来で手術、薬物療法、ウイッグ(かつら)のことやリンパ浮腫のことなど、乳がん治療に関する情報や工夫、困りごと全般を患者さんとお話させてもらっています。「治療について迷っている気持ちの整理をしたい」「手術の方法をどうやって決めたらいいか分からない」「術後の胸はどうしたらいいか」など、お気軽にご相談ください。