さぬきの健康と元気をサポートする高松日赤だより

なんがでっきょんな

ガンのこと

2人に1人がかかる がんについて知っておきたいこと ~第4回~あふれる情報に惑わされないために


病気や治療について理解し安心して治療を受けるためには、自分に役立つ信頼できる情報を得ることがとても大切です。
「テレビで特集していた○○療法を受けたい」「インターネットで調べていくと段々怖くなってきた」など、情報にまつわる相談もよくお受けします。
今回は、テレビやインターネットなどからの様々な情報とのつきあい方、信頼できる情報の見極め方についてお話します。

1.情報は、そのまま鵜呑みにしないことが大切です。

「がん情報を見極める3つのポイント」(国立がん研究センター「がん情報サービス」)

①いつの情報か
医療に関する情報は日進月歩です。
古いものやいつのものが不明な情報はそのまま信じない方がいいでしょう。
②だれが発信しているか
発信者が明確か、信頼できる情報源か、また販売目的の広告でないか確認しましょう。
③何を根拠にしているか
客観的な裏付けがある科学的な情報か、研究段階の情報でないかを確認しましょう。

2.見極めが難しければ、公的な機関が発信する情報を中心に探しましょう

まずは、「がん情報サービス」のウェブサイトや冊子などを活用しましょう。がん相談支援センターは情報を探すお手伝いをします。患者図書室もぜひご利用ください。

3.情報をもとに行動する前に、周囲に相談しましょう。

あなたにとって正しい情報なのかを判断するために、あなた自身の病状を一番知っている担当医や医療スタッフ、また家族などに相談しましょう。


表紙

なんがでっきょんな

vol.71

最新号

「高松日赤だより なんがでっきょんな」は、患者の皆さんに高松赤十字病院のことを知っていただくために、季刊発行する広報誌です。季節に合わせた特集や役立つ情報を掲載いたします。冊子版は、高松赤十字病院の本館1階の③番窓口前に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。左記画像をクリックすると、PDFでご覧になることもできます。

Take Free!

Columnvol.71の表紙のひと

令和6年度新人看護師

今回の表紙は令和6年春に入職した新人看護師38名です。平面駐車場で病院をバックに撮影しました。当日はよく晴れて暑い中でしたが、元気いっぱい笑顔での一枚になりました。慣れない日々の仕事にたくさんの研修と大忙しですが、前向きに取り組み一歩一歩成長する日々を過ごしています。院内で見かけたら、気軽に声をかけてください!