2025年度研修プログラム

プログラムの特色

高松赤十字病院は、「人道・博愛」の精神に基づき、地域の皆様が安心して、安全で満足できる医療を提供できるよう、質の高い医療を実践するための資質の高い医療人を育成することを理念としています。

そのため、初期研修においては、専門性にとらわれず、救急医療やプライマリ・ケアなどの初期医療に携わり、基本的診療の知識と技能を身につけることに重点をおいています。

また、保健指導や患者・家族間のよりよい人間関係が得られる医療にも配慮できる医師の養成をめざしています。

プログラム責任者

呼吸器科部長・総合内科部長 南木 伸基

研修分野

必修科目

  • 内科(血液内科、腎臓内科、内分泌・代謝内科、消化器内科、循環器内科、脳神経内科、呼吸器内科、膠原病・リウマチ内科)
  • 救急科
  • 外科(消化器・小児外科、胸部・乳腺外科、心臓血管外科)
  • 小児科
  • 産婦人科
  • 麻酔科(救急部門研修として)
  • 精神科
  • エコー研修、放射線診断研修
  • 地域医療

選択科目

 上記必修科目の他に

  • 腫瘍内科
  • 感染症内科
  • 脳神経外科
  • 整形外科
  • 皮膚科
  • 形成外科
  • 泌尿器科
  • 眼科
  • 耳鼻いんこう科
  • 放射線科
  • 病理診断科
  • 精神科(協力施設:こころの医療センター五色台)

研修協力病院・施設

精神科

  • 香川大学医学部附属病院
  • 三光病院
  • こころの医療センター五色台

救急科

  • 日本赤十字社和歌山医療センター
  • 高知赤十字病院
  • 徳島赤十字病院

麻酔科

  • 香川大学医学部附属病院

地域医療

  • 綾川町国民健康保険陶病院
  • 小豆島中央病院
  • 坂出聖マルチン病院

一般外来

  • 丸亀町クリニック
  • みき内科外科医院

研修スケジュール

コース1 (協力病院での救急研修を行わない場合)

1年次 内科
24週
外科
4週※
エコー
1週
放射線科
1週
精神科
(*3)
4週
産婦人科 or
小児科(*2)
4週
麻酔科
4週
選択科
8週
  • ※ 外科・・・消化器外科 or 胸部・乳腺外科 or 心臓血管外科
2年次 救急(当院)(*1)
8週
産婦人科 or
小児科(*2)
4週
地域医療(*4)
4週
選択科
35週

コース2 (協力病院での救急研修を行う場合)

1年次 内科
24週
外科
4週※
エコー
1週
放射線科
1週
精神科
(*3)
4週
産婦人科 or
小児科(*2)
4週
麻酔科
4週
救急
8週※
  • ※ 外科・・・消化器・小児外科 or 胸部・乳腺外科 or 心臓血管外科
  • ※ 救急・・・高知赤十字病院 or 日赤和歌山医療センター or 徳島赤十字病院
2年次 救急(当院)
(*1)
4週
産婦人科 or
小児科(*2)
4週
地域医療(*4)
4週
選択科
39週

*1 救急は、2年次に8週間研修を行う。ただし、1年次に協力病院(日本赤十字社和歌山医療センター、高知赤十字病院または徳島赤十字病院)にて救急研修を行った場合、2年次は4週のみの研修とする。

*2 小児科・産婦人科は、1・2年次のどちらかでそれぞれ4週間研修を行う。

*3 精神科は香川大学医学部附属病院、三光病院またはこころの医療センター五色台で4週間研修を行う。

*4 地域医療は小豆島中央病院、陶病院または坂出聖マルチン病院で4週間研修を行う。

【一般外来研修】

1年目:10日間
▪当院の内科研修中に内科新患外来の研修を行う。

2年目:計14日間(院外)
▪地域医療研修で少なくとも4日間(小豆島中央病院 or 陶病院 or 聖マルチン病院)の研修を行う。
▪近隣のクリニックで10日間(丸亀町クリニック or みき内科外科医院)の研修を行う。

年次報告