研修報告

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第1回 高松赤十字病院学術講演会

2014年6月4日

こんにちは、教育研修推進室です。
6月4日(水)に開催されました「第1回 高松赤十字病院学術講演会」についてお伝えします。

この「学術講演会」の企画は、教育研修・接遇委員会で提案のあったもので、国内で様々な分野のトップクラスでご活躍されている先生を講師としてお迎えし、その専門分野における内容でのご講演をお願いします。特に、若い医師の方々には知識習得の良い機会とし、日常の診療に活かしてもらいたいという強い思いから開催が決定しました。また、現在の医療はチーム医療なくしては成り立たず、医師ばかりでなく他の職種の方々にもご参加いただき、病院全体としてより質の高い医療の実践につなげていければと考えています。

そこで、第1回の講師として、喘息の分野でご活躍されております 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 教授/名古屋市立大学病院 呼吸器・アレルギー・リウマチ内科 部長 新実 彰男 先生をお迎えして、「病棟・救急で必ず出会う気管支喘息~明日から役立つ基本的知識~」と題して講演をしていただきました。

開催日時

平成26年6月4日(水)18:00~19:15

演題

病棟・救急で必ず出会う気管支喘息~明日から役立つ基本的知識~

講師

名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 教授

名古屋市立大学病院 呼吸器・アレルギー・リウマチ内科 部長

新実 彰男 先生

参加者

医師44名、薬剤師8名、臨床検査技師16名、診療放射線技師5名、理学・作業療法士17名、管理栄養士2名、臨床工学技士2名、看護師28名、事務12名、医学科実習生1名 合計135名 

 

高松赤十字病院学術講演会の様子


会場いっぱいの参加者

質問に答える新実先生

質問事項


・喘息患者の約3割に過換気症候群を合併しているのであれば、過換気症候群の患者に対して、喘息の精密な検査を実施した方がよいのか?
・運動誘発喘息のスポーツ競技選手にお薬を投与した場合、ドーピング検査にひっかからないのか?
・小児喘息の方で、大人になって治った方のフォローはどのようにすればよいのか?
・喘息合併の肺がん患者に対する造影CT検査は、どのように扱っているのか?
など