日本赤十字社 高松赤十字病院

ホスピタルアート

高松赤十字病院ではホスピタルアートが見れます!

高松赤十字病院では、患者さんやそのご家族に少しでも安らぎを感じてもらおうと、世界的に著名な銅版画家 山本容子さんに作成を依頼しました。作品は病院正面玄関と西玄関の2か所に展示しています。

「愛の小径」

約2.2m×約6.4m アクリル画 2014年4月完成

プーランク作曲の歌曲名でもある「愛の小径」は、薄いオレンジ色を基調とした色合いに同曲の音符や歌詞、瀬戸内海の島々や県木であるオリーブ、そして海へと続く小径を眺める女性が描かれています。

「愛の小径」

「さすらいながら、不思議に思う- I wonder as I wander」

縦約2.2m×横約6.4m アクリル画 2020年2月完成

2作目となるこの作品も、アメリカ合衆国のアパラチア地方で生まれたキャロルからイメージした作品です。「愛の小径」と同じくオレンジ色がベースで、瀬戸内の島々で暮らす人々の営みやオリーブの木やハーブ、テーマ曲の歌詞などが描かれています。

「さすらいながら、不思議に思う- I wonder as I wander」

四国新聞の取材も受けました(令和2年2月)

壁画で患者に安らぎを
四国新聞社 2020年(令和2年)2月12日付

穏やかな時間の流れを感じることができるこの壁画。山本先生は、患者さんやご家族などにとってこの画が、病から通常の日々に戻りたいと願う気持ちの支えになってほしいと語っていました。
壁画を眺める人々が前向きになり、暖かみあふれる場所になればとの想いを込めて作られた作品です。皆様、ぜひご覧になってください。

山本容子さんのプロフィール

世界的に活躍している銅版画家。ホスピタルアートの推進者。エッセイスト。吉本ばななさんの小説「TUGUMI」の表紙絵の制作など書籍の装丁。ネスカフェ・ゴールドブレンドのCM出演、ベストジーニスト受賞、NHKラジオ深夜便「ミッドナイトトーク」へのレギュラー出演など、活躍の分野は多方面に及んでいます。